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真堂樹 / 集英社コバルト文庫 (5件のレビュー)
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うにたそ
麗杏様ついにご乱心。どえす。 タイトルの龍は麗杏様の方じゃないの?どえす。 雪蘭様見てるとものすごい不安になるわ。 がんばれぼくらのわんりーたーれん。
投稿日:2012.09.23
彩波(いろは)
このレビューはネタバレを含みます
勝手に飛をおいて、敵の総本山である青龍屋敷に行ってしまったマクシミリアンを追って、飛もまた青龍屋敷までやってくる。 しかし、客人として呼ばれた訳でもない飛が中に入るのは容易ではない。 中に入る方法をいろいろ考えた飛だったが、そこにちょうど現れたのが、酔って男たちにいためつけられる酔熊。飛は、酔熊を助けると、青龍屋敷への道案内を頼む。 どうやら、酔熊は青龍の色街の男につてがあったようで、なんとか飛は単身屋敷にのりこむことに成功する。 一方、青龍である麗杏に、マクシミリアンは表向きは客人としてもてなされる。 宴席で酔ったふりをしたマクシミリアンは、その場で寝入ってしまうふりをする。 そして、みんなが油断した隙に、麗杏の偏愛する姉の雪蘭の部屋に行き、雪蘭を誘惑する。 翌朝、それが麗杏にばれ、麗杏は仕返しとばかりに飛をとらえることを決意する。 そんな感じで、いよいよイカれた二市の龍の争いになってきました。 どっちの愛情も歪んでいて、どっちもねじまがってるから、物事がややこしくなっていく。 でも、マクシミリアンが飛に吐いた最後の一言は、本当に重いと思いました。 何もかも皮肉というオブラートに包んでいたマクシミリアンが唯一漏らした「本音」とも言えるもののような気がしました。 何もかも、公平に愛することができる飛が、きっとマクシミリアンはちょっとばっかし憎いんだろうね。そして、飛の心を揺らして、かき乱したくなるんだ。 愛情って複雑なものだと思います。 今までのただの皮肉の応酬から、ちょっとばっかしマクシミリアンの本音が見え隠れする巻でした。 そしてここから、飛の心は乱され続ける幕開け。
投稿日:2011.10.16
無夜
「龍は微睡む」で始まり、「龍は薫風を駆ける」で終わり。(と、思ったら続編が出た) レビューは薫風にまとめてます♪
投稿日:2008.08.30
kirimark
今回マクはお戯れ☆ 青龍屋敷を訪れたマク。もちろん青龍とは裏のかき合い、腹の探りあいを飄々とやってのけます。飛はちょー大変。青龍はいろいろ仕掛けてきますが、青龍の大切にする姉、雪蘭を手なずけてしまった…マクは、マクを連れ戻しに来て捕まった飛をあっさり雪蘭に助けさせちゃいます。からまわり青龍・・・。でもイジワルマクは青龍屋敷にいた玲泉が母親なのだと飛に言っちゃうし・・・。続きを読む
投稿日:2008.06.03
羽翼 圭
8冊目のこの作品では、なんとも言い難い青龍その人をじっくり見ることができます。この人のキレっぷりはいつ見ても驚きですが。 マクシミリアンの後を追って青龍屋敷に乗り込もうとする飛は、途中で出会った酔熊に…案内を頼む。敵地・青龍で危うい賭のしな、青龍屋敷に玲泉がいると知った飛は、そこで玲泉との意外な関係を吹き込まれるけれど…。 天邪鬼すぎるマクシミリアンの度を過ぎる悪戯と、怯むことなく敵地に乗り込み飛の駆け引き、そしてマクシミリアンと趣味が同じらしい青龍にも注目です。続きを読む
投稿日:2004.10.27
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