【感想】テレビの大罪

和田秀樹 / 新潮新書
(62件のレビュー)

総合評価:

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27
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ブクログレビュー

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  • 蒼龍飛鳥

    蒼龍飛鳥

    テレビは二面性がある。テレビは公共の電波を使用し、多くの国民の情報源である。なので、必然的に信頼してしまう物なのに、その内容はテレビ局側の都合の良い内容になって、それがあたかも世論全体の意見のように流されている。
    私達は本当にテレビが伝えてる事が事実なのか、考え直さないといけない。インターネット時代が情報というものを変えてくれる事を信じるばかり。
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    投稿日:2022.04.17

  • rokkosanjin

    rokkosanjin

    評論家で小説家で映画監督、そして臨床心理士で管理栄養士で受験アドバイザーという「何でもアリ」の和田センセイの本業は、東大卒の精神科医。自らがテレビ出演の多い立場ありながら、テレビが国民に与える大いなる損害、もっと言えば「数々の偽装や情報操作によって」多くの人々を死に追いやり、その健康を害し、そして知性を奪う「テレビの大罪」を糾弾する。過剰なダイエット至上主義によって若い女性たちを拒食症に走らせ、医療過誤を攻撃し続ける事によって逆に医療崩壊を招き、自殺の方法や有名人の自殺などに関する過度な報道で逆に自殺を増やしているという現実を暴露し、テレビ業界を「知的レベルの高い人たちが、自分たちよりレベルの低い大衆を騙して儲けている」と糾弾する。和田センセイがこの業界に抱く疑念は「テレビは事実を映さない」ということ。伝えたいメッセージに合わせて映像と音声を切り貼り加工するマスコミの「ずるい」手法による情報操作に騙されないようにと読者を啓蒙する。続きを読む

    投稿日:2020.12.12

  • kofsan

    kofsan

    この本に書かれているテレビの罪:
    痩せすぎ礼賛
    反勉強・反エリート
    東京中心
    アルコール依存症放任
    老人を老人扱いし過ぎる

    投稿日:2019.05.21

  • kaze229

    kaze229

    一億総白痴化
    大宅壮一さんが警鐘をならしたのが
    敗戦後から10年ほどたった1957年だった

    TVという存在はますます
    その度合いを強めている

    TVを観るという習慣が全くない私などでも
    やはりそうなのだ、とつくづく思ってしまう

    この日本という国は
    どこに行こうとしているのだろう…
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    投稿日:2019.01.24

  • booska17

    booska17

    話題の本なので読んでみました。
    内容には賛成。ただ、ものすごくびっくりするような新しい知見や見識が得られた、という感じはないかな・・・。
    もともとテレビなんてそんなに信じてなかったし。

    テレビを疑ったことのない人は一度読んでみたらいいかな。続きを読む

    投稿日:2019.01.02

  • dekadanna

    dekadanna

    テレビの大罪
    テレビの影響は本当にに大きいということを改めて実感させてくれる本。若い人はテレビ不要という意見を強くした。一方、お年寄り向けには手軽な刺激という意味でテレビは必要なのだと再認識した。田舎では、お年寄りが刺激を求めて宝くじを買うという。決して一攫千金をねらっている訳ではなく。お年寄りに健康でいてもらう対策を考え、社会的経費を削減する努力が必要とふと思った。続きを読む

    投稿日:2018.11.12

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