【感想】太平記鬼伝―児島高徳

火坂雅志 / 小学館文庫
(1件のレビュー)

総合評価:

平均 4.0
0
1
0
0
0

ブクログレビュー

"powered by"

  • Yukirobbinson

    Yukirobbinson

    鎌倉末期から室町初期の南北朝時代に南朝方の軍師として活躍した児島高徳。配流されていた後醍醐天皇の隠岐脱出を実行するも、御門は鎌倉幕府を裏切り倒幕した足利尊氏に信を置く。義を捨て利に転んだ行いに承伏できない高徳は新政権からは距離を置き、建武の新政では十分な論功行賞を得ることができず、境遇の近い護良親王と関係を深める。徐々に対立し始める後醍醐天皇と護良親王。足利尊氏の野心。足利兄弟の対立。四国、九州、北陸、信州と舞台を変えながた南朝方として最後まで戦い抜いた児島高徳の太平記を描く。
    火坂雅志らしい文学性と史実と想像の融合。心を駆り立てる物語進行に夢中になり、気づけば数時間で読破していた。
    続きを読む

    投稿日:2021.04.18

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

追加された作品は本棚から読むことが出来ます

本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック

スマートフォンの場合

パソコンの場合

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。