【感想】声を聴かせて

有田万里, 館野とお子 / シャレード文庫
(4件のレビュー)

総合評価:

平均 3.3
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ブクログレビュー

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  • ちびねこ

    ちびねこ

    このレビューはネタバレを含みます

    大学バレーボールエース×聴覚障害の高校生。受けが明るくて天使!でも家族の前では年相応。受けの家族も素敵。手話のこともよく調べられていて作者の熱意を感じた。

    同時収録は彼らの数年後。社会人になった攻めが受けの留学先で久々の再会。最初の話からはトーンがガラリと変わって戸惑う…。辛いけど身体を繋げる喜びがひとしおだった~。マリファナとかでてきてビックリなんだけどアメリカのティーン?ぽい。ふたりのなれそめであるバレーボールのシーンが全然なくてちょい残念。受けは才能あったのにな

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    投稿日:2018.08.07

  • 野々

    野々

    このレビューはネタバレを含みます

    聴覚障害を持つ受と、将来有望なバレーボール選手の攻のお話です。
    聞こえない世界と、聞こえる世界の人間の間にはどうしようもない
    壁があり、それをきれい事で済まさないこの作品に感嘆します。
    ぜんぜんご都合主義ではなく、奇跡なんておこることもなく、
    淡々と、本当に淡々と日常が進んでゆくという展開は正直地味。
    地味なんですが、これほど心に響くものもないと思いました。

    小学生の時、同級生にイルカの声みたいだといじめられてから、
    一切声を出さなくなってしまった受けの幸が、拒んで拒んで拒んだ
    末に攻めの名前、くにひこ、と発声した瞬間は、なんだかどうしようも
    なく胸が詰まりました…。

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    投稿日:2012.03.12

  • sayuri

    sayuri

    聴覚障害者との恋愛のお話です

    出会いと恋を自覚するお話と、ホントに二人が恋人になるお話の2話構成
    2話目のお話は、ちょっとイタイ感じですが…


    聴覚障害者のお話は杏野朝水さんの『瞳をすまして』もありますね続きを読む

    投稿日:2011.09.17

  • ayame0414

    ayame0414

    スランプに悩む大学バレーボール選手、邦彦を変えたのは、ひとりの聴覚障害の少年、幸也との出会いだった…。幸也の純粋な心と豊かな感受性に触れ、さらに思いもよらないアドバイスを受けて、邦彦は今まで見失っていた“何か”を見いだすことができた。愛しい想いが次第にふくらんでゆく日々…。そんな折、幸也の目の前で邦彦が事故に…。熱い感動を呼ぶ表題作ほか待望の書下ろし続編「囁きの向こう側」を収録続きを読む

    投稿日:2007.09.01

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