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乾くるみ / 文春文庫 (132件のレビュー)
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レオン【ネタバレなし】
大好きな乾くるみ先生のデビュー作。 基本的にデビュー作は作者がなんの制約もなしに好き放題書けるので尖ったものが多いですが…。 …まさかここまでとは。 尖った乾くるみはこんな鋭い切れ味を持ってるんですね…。 まるでジャックナイフのよう。 …なんてね。続きを読む
投稿日:2024.03.26
おびのり
乾さんがメフィスト賞出身と気が付いていなくて、読んでみました。 この作品からイニシエーションラブへの転換は、幅が広いというか、メフィスト賞狙いというか、まあ。 全寮制名門女子高で相次ぐ変死。「胎児なき…流産」という謎の遺体が残る。 その謎の中核にJの存在。 昔、男の子コミックで手首から先の「てっちゃん」というマンガがあったけど、「Jちゃん」かーい。 ストーリーの主軸は遺伝子とか受精とか。高校生物知識くらいでわかるので、そこは面白い。 最近BL界でよく使われるαβΩの設定より、真実味と現実感があり、可能性を感じる、Y Y受精卵。 その失敗作のおぞましい増殖。 とにかく、気持ち悪いんですう。 ヒント:Jは、ジュニア続きを読む
投稿日:2023.12.26
本の虫
読み始めてから どーいう展開になるのかと 気になってましたが なんという…でした^^; 想像もしてなかった 展開でした。
投稿日:2023.01.19
no_identify
このレビューはネタバレを含みます
ここまでSFだとは思ってなかった。SFの苦手なところは、日常的な感覚をすべて無視できてしまう点なんだけども、ただその中でも当然ロジックは破綻させられない。今作はロジックに違和感はないけど、ミステリーとして読むと落ち着かない。 今回の作品は閉じられた全寮制の女子校。それだけで何か起こりそうではあるんだけども(笑)、女の花園(というかコミュニティ)によくあると言われる妙なヒエラルキーとかパワーバランスというが、それが今回の謎のキモになっていて、SFっぽさはまぁある意味おまけと言えなくもない。SF設定のせいで死んじゃうという点はミステリーではなくホラーなので、そこの重みをどう評価するか、かな。 全体としては「死の真相」がSF設定の結果なので、読みモノとしては昼ドラかなと思う。
投稿日:2022.03.28
せにやん
幼稚?というか設定があまりにも ぶっ飛びすぎているとあまり 興味を持てないものだと思う。 わたしには興味がなかっただけかな?
投稿日:2022.03.13
ネコライフ
妊娠に関する描写、死んでも構わないという描写が、不謹慎・不快でした。 ・行きずりの男から種をもらい、冴子は二度も人間の子を孕んだ(Jが宿るか、人間の子が宿るかは二分の一)…孕んだ人間の子はどうした?二度も?不謹慎ではないか? ・優子は三ヶ月後に死ぬ運命、それでも構わない…目先の快楽がものすごいと言うことだろうが不謹慎過ぎはしないか? イニシエーション・ラブ、セカンド・ラブで、乾くるみにハマリ、リピート、塔の断章、嫉妬事件のタロウ・シリーズを読破。そして、デビュー作へと辿り着きました。 女子同士の人間関係の様子がリアルに描かれている点は良かった。エロい描写は少し気持ち悪いくらい。ただ、冒頭に挙げたところが不快で残念。 SF好きの人には良いのかもしれません。
投稿日:2022.01.19
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