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大鹿靖明 / 朝日新聞出版 (10件のレビュー)
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すぎもったん
約10年前に起きた堀江貴文氏率いるライブドアを中心とするヒルズでの騒動の裏側を書いた一冊。 強制捜査前までライブドアが企てていたソニー強奪計画、昨年も黒田電気への投資などで話題となった村上世彰氏のア…クティビストに潜む裏の顔、阪急阪神の統合の裏側、村上ファンドを吊し上げるべく粉飾に及んだ検察の闇、今でもメディアに出演する堀江氏のライフドアでの立ち位置、堀江氏の参謀として手腕を発揮した宮内氏の変貌と前作も読んだのですが、今回も事件の裏で行われていた真実に何度も驚かされました。 実際ヒルズ族と言われたIT長者が社会の中で球界やメディアに殴り込みをかけた一大騒動の顛末、そしてそこから見えてくる息を呑む人間ドラマは小説よりも奇なりと感じさせられた一冊でした。続きを読む
投稿日:2016.03.07
オギノ通り
★迫力が下降線★単行本だった本編と比べ、新書となった続編は確かにそれだけの内容だった。裁判の展開を加えたかったのかもしれないが、新味に乏しい。堀江の能天気さ、宮内の親分肌とズルさ、検察の偏りを明示した…かったのだろうか。続きを読む
投稿日:2014.10.04
ヒロ
同じ著者が前作(ヒルズ黙示録)を出版してからわずか半年でこの作品をだしている。内容は、ほとんど前作と同じだが、ページが薄くなった分、事件の経過をおうだけなっている。前作では、堀江と村上の人柄やふるまい…まで書いてあったが、その点はすべて削除されている。また事件の原因も世代間抗争と美化されている。おそらく堀江か村上から著者に多額の金がわたり、この本が誕生したのだろう。彼らならそのくらいはする。続きを読む
投稿日:2012.08.31
bax
このレビューはネタバレを含みます
[ 内容 ] 2006年に証券取引法違反容疑で逮捕、起訴された、二人の「カリスマ」。 「時代の寵児」としてもてはやされた彼らは何をしてきたか、なぜ摘発されたのか。 社会の新勢力を代表する彼らと、旧勢力を代表する検察側との死闘を暴きだす、同時代ノンフィクション。 大好評『ヒルズ黙示録』の続編。 堀江貴文、村上世彰、東京地検特捜部。 彼らの闘いが描き出す現代日本社会の実相。 [ 目次 ] 第1章 ソニー強奪 第2章 弾圧再編 第3章 疑惑の真相 第4章 粉飾裁判 第5章 シンパシー・フォー・ザ・デビル [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
投稿日:2011.06.06
dmuse
村上世彰に焦点を当てて、あの狂乱時期をドキュメンタリーで。 すごく、04~05年の雰囲気が出てる。 ギラギラしてた。 学生起業とか、株投資サークルなんてのが有象無象におきてたな、この時期。 … もしかすると10年後くらいに「ヒルズへGO!」なんて映画ができるかもね。 負の財産ばかりではないことを、この10年で示せたらいいですね。続きを読む
投稿日:2011.01.30
harnessyourhopes
FACTA 2009年4月号〈樋渡検察が救った「霞が関」〉→大鶴基成→wikipedia→本書
投稿日:2010.10.22
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