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赤川次郎 / 光文社文庫 (8件のレビュー)
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asai
いろいろな感情や事情が入り乱れていてひどい有り様だけど片山兄妹と石津さん、そしてホームズがいるから安心して読んでいられる。 うちにもホームズほしいなぁ。
投稿日:2017.09.25
林檎飴甘
事件の動機なんて犯人にしか本当のところはわからない。 淳子も片山たちもあれこれと想像をめぐらしていくが、捜査は思うように進まない。 卒業論文に取り上げた事件が原因なのか、それともまったく思いがけない動…機があるのか。 たいがい事件に至るきっかけなんて他人にはどうでもいいことが多い。 それにしても、犯人の身勝手すぎる・・・っていうか迷惑千万な・・・動機には驚いた。 思考回路の中心がすべて自分が起点になっている人間は、どうにも怖い。 もしかしたら犯人では?と疑われていた淳子が、花嫁の命を身を挺して守ったことで状況が変わった面もある。 彼女の咄嗟の行動が彼女の人柄を知らしめ、結果的に間違った捜査の線をひとつつぶしてくれたのだから。 最後、死んだはずの人間がひょっこりと現れたのは淳子への神様の贈り物だろうか。続きを読む
投稿日:2017.03.13
jamaicahawaii
短編集より、こっちの方が面白かった。「ご飯をちゃんと食べないとしあわせになれないよ。」という、石津さんの言葉がすき。
投稿日:2014.10.28
出雲一寸
読書録「三毛猫ホームズの卒業論文」3 著者 赤川次郎 出版 光文社 P243より引用 “「お金のある人間は、たいてい使う暇がない。暇のある人間は、 たいていお金がない。世の中、そんなもんだよ」 片…山は悟ったように言った。” 目次から抜粋引用 “闇の中 内緒の話 業務命令 最後の客 夜の顔” 警視庁捜査一課の刑事とその妹、そして三毛猫ホームズの3人家 族を主人公とした、長編ミステリー小説。人気シリーズ第40弾。 夜もふけた大学の教室、苦労して卒業論文を書き上げた恋人一 組が帰ろうとしていた。しかし男の方が忘れ物をしてしまい…。 上記の引用は、あるお屋敷におよばれした主人公の一言。 お金というのは時間と引き換えに手に入るものということでしょ うか?今お金が多く集まっているところというのは、多くの人の時 間を糧にしているのかもしれません。 シリーズも40冊目とのこと、三毛猫ホームズシリーズ以外にも 人気のシリーズ作品を多く持っておられる著者は、この引用の一 文のように使い暇のないくらい多忙なのだろうなと思います。 ーーーーー続きを読む
投稿日:2014.01.15
mukade96
テンポも良く、さすが大衆ミステリー。 ただスピードはあって止まらなくなるのだが、読み終えたあとに、あれっあの意味は?思ってしまうのが何点か、読み飛ばしたのかしら。なので評価は低めに。 この作品では物…事からうまくそらすって所に重点おいたのかしら。続きを読む
投稿日:2013.08.20
ゆかー
卒論を書き終えた学生が何者かに刺されるところから話が始まります。 男女の愛憎もあり、おもしろくてあっと言う間に読み終わりましたが、途中で登場人物が多くて人間関係が分からなくなってしまいました。 それと…、結局、信子はどういう経緯でユニフォームを手に入れたのか…。読み落としてたのかなぁ。続きを読む
投稿日:2012.11.01
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