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風間研 / 中公新書 (4件のレビュー)
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wadafunuke
浅川マキの詞の一節から始まるのが印象的。 60年代から80年代にかけて変化していく演劇界、その内実と寵児に迫る。
投稿日:2013.04.19
iMaizu
新劇への否定から始まり、大きな動きになった小劇場運動。 その変遷を追いながら、70年代~80年代の演劇について書かれている。 個々の人物や劇団については知っていても、繋がりがいまいち分かっていなかっ…たので、その点で面白かったです。 やはり私はアングラ演劇が生まれた頃の熱さが好きなんだなぁと再認識。 だからと言って、今その名残の劇団を見に行っても、当時を感じられる訳ではなし。 その後90年代~2000年代、そして現在はどういう動きが生まれているのか、知りたくなりました。続きを読む
投稿日:2012.01.08
piyohiyoko
演劇史の変遷がざっくりわかった。 1990年代に出版された本なので、そこからまた20年で、変わってしまったな…。若い人が観劇するってのが、今はあんまりないな、と。 てことで、現代の演劇に関する本を…読んでみたくなった。続きを読む
投稿日:2011.10.31
takemikami
あとがきに「一人でも多くの人々が、劇場に向かう契機になってくれれば、著者としては本望である。」とあるが正にその通りだろう。この本では、つかこうへい・野田秀樹・鴻上尚史、それから、劇団青い鳥・自転車キ…ンクリート・遊◎機械/全自動シアター・善人会議とか。いろんな演劇について論じられてはいるし、その多くの記述から僕は擬似的に演劇にふれることもできた。しかし著者が言いたいのは要するに「私(著者)は、演劇が大好きだ」ということなんだろう。どの本を読んでもこういうことは言えることなんだろうと思うけど、なんだか強くこの本にはその意志を感じたように思う。 演劇に多くの歴史があるであろう事は想像はしていたけれどこうして「つか以後」という短い期間にすら端折ってもこんなにいろいろな流れがあったんだと思った。しかし、僕は未だに劇場に出かけようといった風にはならない。肩の凝らない演劇について延々論じられていたのに、深く考え・勉強しようとし過ぎるのだろうか、僕にとってはなぜか肩の凝る仕事だった。もっと気楽に生きてみればいいのにとは思うけど。続きを読む
投稿日:2011.08.20
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