戦略ごっこ―マーケティング以前の問題
芹澤 連(著)
/日経BP
作品情報
★300以上の海外論文や実証研究に基づく「エビデンスベーストマーケティング」の決定版
★「根拠のある事業成長」を目指すビジネスパーソン必読のファクト&エビデンス
STP、顧客ロイヤルティ、新規獲得と離反防止、リピート、差別化、ニッチ戦略、ブランドイメージ、パーセプション、ポジショニング、プレミアム化、推奨、ファンマーケ、購買ファネル、クリエイティビティ、予算配分の最適化、マーケティングROI・・・・・・。
本書では、「みんなそう言ってるから、まあそういうものなんだろう」的な話の根拠を、海外の実証研究や論文を中心に徹底的に掘り下げました。その結果、事実ではない、一般的に有効とは言えないケースが数多く見つかりました。消費者理解から商品開発、プライシング、流通、広告コミュニケーションまで、戦略や戦術に関わるほぼ全ての面で「根本的な事実誤認」があるようです。
現実と理屈が合わないとき、間違っているのは理屈のほうです。現在はリスキリングがはやっていますが、本来知り直すべきなのは「こうするとこうなる」「そうしたくても、そうはならない」という、市場と消費者行動に関する基本的なファクトです。そこを勘違いしたままでは、どんなに素晴らしいアイデアでも水の泡、企業の貴重なリソースが無駄になります。今こそ事実に基づいて、ビジネスやマーケティングの「当たり前」を見直しましょう。
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商品情報
- シリーズ
- 戦略ごっこ―マーケティング以前の問題
- 著者
- 芹澤 連
- 出版社
- 日経BP
- 書籍発売日
- 2023.12.15
- Reader Store発売日
- 2023.12.15
- ファイルサイズ
- 15MB
- ページ数
- 476ページ
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この作品のレビュー
平均 4.0 (5件のレビュー)
-
テーマ自体は興味深いし、学びも多い。でも個人的にはしっくりこなかった。
一言で言うと、結論めいたものがなくてモヤる。
「自分の知っている当たり前は当たり前ではないかもしれない」をベースに世に知られた…マーケティングフレームへの反証を行なっていくが、結局なところ、ケースバイケース・場合分けと使い分けが大事、と。
まあ、そりゃ、全てにおいてそうだよね。
一番のモヤりポイントは、
「既存顧客の育成よりも新規顧客の獲得を優先すべし」
を前提に話が進められるにも関わらず、その前提自体がイマイチ腑に落ちきらない点かも。
(一応「新規を優先しつつ既存も両立すべき」としながらも、以降の論調は「これは既存には効いても新規には効かないから、ダメである。」が続くような印象)
新規が重要な理由ー
①新規による売上がバカにならない点、②既存の育成が容易ではない点。
①→もちろん既存顧客の売上もバカにならない。6〜8割は既存顧客。
②→これは確かに!ただ、大きなブランドやターゲティング可能な市場を除くという注釈付き。
だったら場合分け・使い分けのケースについてページを割いた方が、実りあるように思う。
ここの納得感が置いていかれると、全て「新規獲得には有効じゃないよ」と言っているにすぎず、そんなんは知ってるよ(別にそのために用いているフレームじゃないよ)、と。
また本書における「新規/既存」が、ブランドに掛かるのか、カテゴリーに掛かるのか、あまりちゃんと使い分けされていないのも結構気になる。
素直に学びきれないのは、読解力の問題?これこそが思い込みに囚われた私のゼンメルワイス反射?
とにかく個人的にはやや、既存マーケティングフレームの否定ありきで主語を大きくしているような印象が残る読後感だった。続きを読む投稿日:2024.01.08
受け入れられやすい理論や聞こえの良いストーリーに惑わされず、当たり前を疑い事実を観察することでこれまでの常識の洗い直しを試みたマーケティング本。
ほぼ初学者の自分は用語を検索しながらだったが、ちょうど…よかったかもしれない。続きを読む投稿日:2024.04.08
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