エンジニアのための実践SYMBOLブロックチェーンアプリケーション
株式会社OpeningLine(著)
/秀和システム
作品情報
ブロックチェーン技術の理論と実践のギャップを埋めるための書籍です。次世代のエンタープライズ向けブロックチェーンプラットフォーム「Symbol」を活用し、実用的なアプリケーション構築のためのガイダンスです。
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商品情報
- ジャンル
- コンピュータ・情報 - アプリケーション・プログラミング
- 出版社
- 秀和システム
- 書籍発売日
- 2023.11.17
- Reader Store発売日
- 2023.11.18
- ファイルサイズ
- 82.9MB
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この作品のレビュー
平均 2.0 (1件のレビュー)
-
まず、読み始める前に押さえておきたい頻出IT用語を挙げてみます。(知らないと、この本の内容が外国語みたいで、活用どころではなくなってしまうので)
日頃から、サーバの保守やコードを書いているエンジニア…職の方は、知らないと業務が行えないほど、既に熟知されているかもしれませんが、これからIT業界で働く方やアプリ開発に興味のある方は、いま一度用語の意味を確認してみてください。
用語の意味:
□ブロックチェーン:
(参照URL: https://www.ntt.com/bizon/glossary/j-h/block-chain.html)
各ブロックごとに、鎖のように連結させて分散的に、暗号化された金融取引などの取引履歴の処理保管を行えるデータベースの技術、仕組みのこと。
ブロックごとに、ハッシュ値と呼ばれるデータが書き込まれており、ブロックは鎖で連なっているため、もし過去に生成したブロックにあるデータが、改ざんされそうになれば、他のすべてのブロックのハッシュ値も変更させる必要があり、金融取引履歴の改ざん防止に役立てられると言えます。
このように、ブロックチェーンの仮想通貨技術を使って高いスペックのサーバーを通さなくても、ユーザー同士で契約を自動化出来たり、サイト運営にかかるコストを削減できるメリットがある一方で、データの削除が出来ないことで、悪意あるひとから侵入されるリスクの高さや処理速度の遅延が、課題として挙げられています。
□トランザクション:
(参照URL: https://swri.jp/glossary/%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B6%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3)
もともとは、商取引を意味するIT用語。
あるアプリ上での処理の中で、一連の処理の一部に不具合が出た場合に、すべての処理がひとつの処理としてエラーと見なされて元に戻すことで、データの不整合を防げる。
(例えば、ログインしてアプリ内で送金をする場合→ログインは出来たけれど、操作の途中に誤ったボタンを押してしまい、処理が完了出来なかった場合にリセットされるといった具合に)
このように、複数の処理をひとつの処理として管理される仕組みを「トランザクション処理」と呼びます。
□デスクトップウォレット:複雑なコードを入力することなく、ブロックチェーンを操作できるアプリケーションのひとつ。
例えば、制作したデザインを実際にサイトに載せるために使われるCSSやHTMLも複雑なコードを書かなくも手軽に作れるソフトも出てきていますよね。
デスクトップウォレットもそのような位置づけといえるでしょうか。
□フォーセット:
実際に、デバイス上でブロックチェーンの実装のテスト(例えば、アプリ開発者やユーザーがwebサイトを公開する際に、制作したものが不具合なく表示されるかを試す模擬テストのこと)において、テスト用の通貨を提供してくれるサービスのこと。
本来はならば実際に、銀行のネットバンキングアプリのようにリアルな資産の移動が伴いますが、このテスト用通貨提供サービスを使えば、リアルの通貨でなくてもテストが出来ます。
内容:
本書籍は、コーディング未経験者やIT業界初心者にはかなり難易度が高く、習得が難しいテキストに思えますが、エンジニアやサイト運営者の皆さんが、アプリやweb開発の実装をするための実践書として、一通り手を動かしながら、仕組みを理解するのに役立つ一冊なのではないかと思います。
●本書の対象読者(本書の内容を学ぶことで仕事に活かせるひと)
(以下、本著から引用)
・symbolブロックチェーンと他のチェーンの違いを知り、アプリ開発をしたいひと
・なるべく低コストで、ブロックチェーンの実装をしてみたいひと
・ブロックチェーンについて、興味があり、手を動かしながら仕組みを理解したいひと
感想:
読んでみたものの、そもそもブロックチェーンって何ぞや?と、ITパスポート試験で勉強したものの、理解が甘く、トランザクションって何?nemとは?APIって?
はてなマークがいくつも浮かび、用語調べに手を取られて、実際に実装に至ることが叶いませんでした。
数ヶ月かけて、制作をしながら、片手間にトライしてみようと思っています。
実際に本著で実践出来た際には、また改めて感想を追記させていただきます。
実際のソースコードと合わせて、手順書のように、一つずつ画面と照らし合わせながら自分のペースで進められるような内容でした。
もう少しIT用語を勉強して、理解を深めてから実践してみたいと思います。
エンジニアの方々が、このテキストを読むと、わかりやすいと感じるのかな?
ど素人の感想なので、わかりやすいのか難しいのか、その判断ができず、知識不足でもありました。続きを読む投稿日:2024.01.31
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