新装版 売上2億円の会社を10億円にする方法
五十棲剛史(著)
/ダイヤモンド社
この作品のレビュー
平均 4.5 (3件のレビュー)
-
まずは設計図を持つこと、ゴールを持つこと
社員が働きやすい土俵(誰がやってもある程度うまく行く)を作るのが社長の役目
1人に対して成長を待つというのは時間がかかるし
依存しすぎてる
ex) 営業…から受注までのロールモデルを引く
運用を量産できるために、自分が入らずとも
回る形を整える
営業として欲しい売上、運用として欲しい売上から
必要項目をだす。
2億から10億の規模にするには
次のステージを意識したビジネスモデルに加え
マネジメント軸とマーケティング軸
そして企業理念が必要
→ 気合い、根性、汗だけではなく
仕組み、構造、設計図が必要。ガラリと変える。
社長の行動が最も重要で変革しなければならない。
これまでの成功要因が1番のマイナスになってしまう
社長が営業の現場にいる限り、2億円以上は伸びない
10億円企業は、社員の中からスターが生まれる構造
社長の右腕なんていなくていいし、
10億までは仕組み化する。人に任せることではない
自分で決断していく領域。
・自分は営業に出ない
・社員は自分の30%未満
→ この条件で考えたら、必死にどうすべきか考え始めます。
仕組み化と戦術と社員教育。
教育→ もっと社員のことを考えてほしい
社長自身が社員教育すべきだ
社長が最も優秀だから、人材教育は社長の大事な仕事です
事務処理とかではなく、自社の理念やビジョンを
もっとしっかり伝えて欲しい。あるいは
設計図に基づいたマーケティングや仕組みと戦術についても。
個人家族事業から企業へと変革は必要不可欠
家業から脱却すると評価にも情は入らないシステムになるはず明確に変わります。続きを読む投稿日:2023.10.07
このレビューはネタバレを含みます
[第一図]
レビューの続きを読む
10億事業には設計図がある
一般的な社員の能力は平均すると社長の30%くらい
それで十分その社員に今自分がやってることを任せる
分業することで効率を上げる
社長が現場に出ないことが必…要不可欠
会社を大きくする時に自分が直接顧客折衝をしない、社員たちだけで仕事を受注出来る状態にすることが必要。
マーケティングとマネジメントが2億円企業から10億円企業になるための両輪
○マーケティング
商品設計
店舗設計
集客設計
営業設計
実務設計
アフターフォロー設計
クレーム処理設計
○マネジメント
採用設計
教育設計
管理設計
評価設計
理念設計
必要なのは、気合い、根性、汗ではなく、
仕組み、構造、設計図
これまでの延長ではなくやり方を変える必要がある
これまで前線で戦闘していたことが、10億円企業になるためのボトルネックになる
自らが前面に立つやり方は会社の成長を邪魔する
成長にとって必要な社員の戦力化もダメにする
[第二図]
2億円企業は優秀な営業マンが1人だけ
社長であるあなた自身
能力が無いのにこれまでと同じやり方をやっても無理。
飛び込みやアウトバウンドで開拓できてたとしても、現場の営業マンにはそれだけのスキルも熱意もない。
自分でなんでも出来るがゆえに自分以外の社員が活躍する舞台を作ることに手付かず。育成や教育の暇がない。
それぞれに役割がありそれを担って動けるようにするのが仕事。
組織内部の活路がうまく機能し動き続けられるように設計する。そうなるために何をするかの設計図をひいて仕組みづくりを行うのがトップの仕事。
[第三図]
2億円企業の1番の課題は人。
社長の右腕を欲しがる採用方針が成長を阻む。
社長の右腕がいなくても10億円企業になれる。
重要なのは各々が自分の能力を発揮して仕事が回る仕組み。その仕組みを設計して製品を作ること。
自社を数億まで伸ばせる人は放っておいても自分1人でなんとかしてしまうだけの能力を持っている。先輩や上司からノウハウを盗むのも上手い。それだけに丁寧に教えることに不慣れ。
時間のある社員に任せきりにしてしまってあとは現場で覚えるものだとポンと独り立ちさせてしまうのもよくあるパターン。
続きを読む投稿日:2024.01.01
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