ワクチン不要論
内海聡(著)
/三五館シンシャ
作品情報
――無駄なばかりか危険すぎる――「精神薬よりも抗がん剤よりも、今いちばん大きく、緊急性のある問題こそワクチンなのです」(著者)風疹、麻疹、BCG、ポリオ、インフルエンザ、日本脳炎・・・すべて不要。百害あって一利なし。反骨の医師が、ワクチンが要らない理由、ワクチンの断り方から、打ってしまった人の対処法まで、徹底的にわかりやすく説く、ワクチン不要論の最新&決定版。「はじめに」より この本を出すのには正直勇気が要りました。多くの方がご存じのように、私はこれまでたくさんの本を書いてきました。ベストセラーになった『精神科は今日も、やりたい放題』『医学不要論』から始まり、気づくと40冊以上の著作を出しています。 『医学不要論』においてはワクチンの有害性について記しており、それを知っている方ならいまさらワクチンの本を書くことなど、それほど大したことではないと思うかもしれません。しかし本書『ワクチン不要論』は軽い内容ではないこともさることながら、一番この本が問題視される理由は現代の風潮にあります。 精神薬よりも抗ガン剤よりもワクチンこそが、医薬複合体におけるもっとも重要な洗脳テーマであり、現代は政治的な背景もあって強制接種の方向に向かわせていることに問題があります。御用学者が跳梁跋扈し嘘偽りを垂れ流しつづけ、テレビや新聞や雑誌から政治家に至るまで、カネのためには手段を選ばなくなっているからこそ、この本の出版は勇気が要ることなのです。多くの人は政治やメディアや芸能人が嘘まみれだとわかっていても、医学にはまったく疑問を抱きません。それがワクチンとなると、ほかのどの分野よりも疑問を抱きません。しかしもし少しでもワクチンに対して疑問を持っているならこの本をお読みください。今、私たちはワクチンについて学ばなければならないのです。本書の項目より ・ろくでもないクスリが認可される理由・科学的データを捏造する方法・二重盲検試験のカラクリ ・ワクチンとは親の試金石である ・「ワクチンが感染症を防いできた」・・・ホントにそうか?・宝くじ以下のインフルエンザワクチン ・打っても打たなくても罹患率に差はなかった ・リスクとベネフィットの観点からも無駄・「防ぐ」という嘘から、「重症化予防」という嘘へ ・私の後悔――無知という罪・「ワクチン受けなさい」は憲法違反・医師や保健師に対抗する方法もくじ1 ワクチンとは何か?2 ワクチンを考えるとき、最も重要なこと3 ワクチンの構成成分について4 ワクチンに関する歴史の嘘5 ワクチンが効かない理由6 ワクチンにはどんな種類があるか7「ワクチンが効かない」という研究(1)8 「ワクチンが効かない」という研究(2)9 ワクチンは効かないだけでなく有害10 ワクチンと自閉症の関係を追って11 ウェイクフィールド医師の真実12 ワクチンはビッグビジネス13 ワクチンに隠されたウイルスの秘密14 スペイン風邪とインフルエンザ脳症15 風疹先天症候群の嘘16 ワクチンに隠された陰謀17 ワクチンを打たないための方法18 ワクチンと児童相談所の関係19 ワクチンを打ってしまった人の対処法20 ワクチンがこの世界からなくなるために おわりに
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この作品のレビュー
平均 3.6 (9件のレビュー)
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何年か前に、母里女史による「インフルエンザ・ワクチンは打たないで」という本を読んで、就学児童は任意接種になっているのかという経緯を知りました。私が中学生だったころは確か、授業中に接種した記憶がありまし…たので。
1995年頃(私の娘が生まれた頃)に任意接種となって以来、ワクチン会社の巧みなマーケティング戦略により、いまでは特に社会人の間では、インフルエンザのワクチン接種をしていて、インフルエンザに罹患しても、大目に見てもらえるという雰囲気がつくられているように思います。
そのような中で、医師免許をお持ちで、それに関する勉強をしてきており、更に現場でのデータを確認しながら、この本を世に出す英断をされた、この本の著者の内海氏には頭が下がります。医学界での立場、薬品会社からの様々な抵抗があるなかで、私たち読者にとっては有益な情報のように思います。これからも頑張って欲しいいと思いました。
以下は気になったポイントです。
・私は現代医学の三つの聖水として、「向精神薬、ワクチン、抗がん剤」を挙げている、すべて効かないし、それどころか有害であり様々な弊害をもたらす(p14)
・抗がん剤で、もし治ったなんて人がいれば実は抗がん剤をやらなくてもよかっただけの人ばかり(p15)
・100人に3か月で薬の効果を判定してもらう場合、40人が副作用でやめた場合、これらは数に加えなくてよいのがルール(p21)
・精神薬の多くは麻薬と同じなので、頭が働かなくなる、この頭が働かない=感じなくなる、を「よくなった」として判定している(p22)
・世界で最初に認可が通る米国FDAは、製薬会社自身が論文を認可機関に提出すればよく、それは基本的に二つの肯定的な論文であれば良い(p26)
・ワクチンや薬の論文は、スポンサーが誰であるかを見るのが基本中の基本、科学的なことはオマケ、次にどこからもスポンサーされていない論文や研究を見ること(p28)
・肉や魚など、口から胃腸を通って吸収されるものはそんなに害はない、これが注射として入ってくると本来の経路と異なるので猛毒になりえる(p35)
・英国では種痘接種が始まってから、天然痘の流行が始まったことが公式に報道されている、結局1948年に種痘禁止に追い込まれている(p42)
・ほとんどのワクチンは感染症が99%以上減ってから導入されている、麻疹・風疹・おたふく風邪・ジフテリア・ポリオ・日本脳炎など(p46)
・発熱は、全てウイルスと闘うための防御機構なので、解熱剤はこの防御機構を阻害するので、飲んではダメ、風邪薬は効かないというもの、解熱剤を使うということは、その場で症状を楽にする代わりに免疫を下げている(p51、168)
・ワクチンの基本的な考え方は、少量の病原体を入れることで免疫を刺激するもの(p51)
・ワクチンで作られる抗体は、当たり前ながら血中の抗体だけで、免疫系全体がしっかり働かない、なので「防げないけど軽くする」というアピールになる。人間の体が病原菌やウイルスから体を守る免疫は、抗体だけでなく粘液や唾液、発熱、さらには相互の情報伝達である(p53)
・インフルエンザの集団接種は1994年以降、全国で中止されている、その理由は前橋医師会による調査で、インフルエンザワクチンに予防効果がないことが証明された(6年間の調査)ので(p62、73)
・BCGワクチンは米国はじめ欧米ではほとんど接種されない、効かないのがずっと昔にわかっているから、日本で打つ理由は、BCGの菌株は厚生労働省の外郭団体が保有していて、天下りと製薬会社のためもある(p85)
・盲点になっているのが、畜産業界、ペット業界のワクチンだが、すべて効かないことを明らかにする畜産業者や獣医がいない(p143)
・ロンドンタイムズは、1987年5月11日付けの報道で、1977年WHOは、アフリカ・ブラジル・ハイチで、天然痘予防ワクチンにエイズウイルスを混ぜて有色人種に対して無料で大量摂取した、とのべている(p156)
・1918-19年にかけて大流行したスペイン風邪も、実際の発生源は米国であった、米国は報道せず、当時中立国であったスペインが報じたため、スペイン風邪と呼ばれるようなった。ワクチンでウイルスを広げて、アスピリンで殺すという、医薬業界が儲ける鉄板商品、第一次世界大戦とは、全ての兵士が強制的に予防接種を受けた最初の戦争であった(p159、170)
・すべてのワクチンは任意接種、効かないことがわかったから。ワクチンを打つことよりすべきことは、1)体温を上げて免疫力を高める、2)運動させて体力をつける、3)適切な栄養、良質な水、十分な睡眠(p191)
・いわゆる「うがい」「手洗い」「マスク」は感染症を予防しない、うがいで鼻や口の粘膜についたウイルスはとれない、気になる場合は塩素濃度たっぷりの水道水での「手洗い」(p197)
2018年6月17日作成続きを読む投稿日:2018.06.17
この本は2018年に書かれたものですが、2020年から起こったコロナパンデミックの3年間の中で起きたことが全て網羅されていて、
まるで予言書のような内容です。
過去の歴史的事実から、ワクチンは効果…がなく、効果がないどころか、病原となるような異物が混入されていた事実など、
ワクチンを盲信している人からすると、非常に信じ難い事実が記されています。
最近の話題で言うと、新型コロナワクチンには発がん性があるSV40という遺伝子が混入していたことが衝撃的な事実として暴露されていますが、
この本を読むと、過去のワクチン政策でも同じことがやられているので、
慌てることでもないのかなと思ってしまいました。
反ワクチンは陰謀論者とレッテルを貼られ、世間やネット上からは閉め出されてきたのも事実。
人間は昔は、周りと違うことや集団と違うことをすると、孤立して生きていけなかったのですが、
ワクチンは、皆と同じ集団に人間を属させて、管理しやすくするためのツールだと言うのも頷けます。
しかし、間違ってはいけないのは、ワクチンを作る製薬メーカーや、推進する政府が悪いのではなく、
知らないことを知らないままにして勉強しない、わたしたち市民にいちばんの原因があるということも、この本の指摘の通りだと思いました。
この本が全て正しいと言うわけではありませんが、一つの知識として読んでおいて良いと思いますし、
このコロナパンデミックの3年間のまとめとして、読んでおいて損はないと思います。
続きを読む投稿日:2023.05.07
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