儲かるブランドは、「これ」しかやらない
乙幡満男(著)
/PHP研究所
作品情報
昨今、原価の高騰で、商品やサービスを値上げせざるを得ない企業が増えています。ある程度は仕方ないと受け入れる消費者マインドはあるものの、やはり売り手にとっては「価格を上げたら売れなくなってしまうのでは」という不安が大きいでしょう。こんなとき、強いブランドは有利です。コスパの良さで選ばれている商品の場合、価格が上がるとコスパが悪くなるため、簡単に競合へのブランドスイッチが起こるものですが、「このブランドが好きだから」という理由で選ばれている商品は、多少の値上げがあったとしても、簡単にはファンを離しません。「好き」を理由に購入しているファンは、今までに頭の中で蓄積されてきたブランドに対する信頼や想いを重要視するためです。原価高騰などの外的要因に簡単に左右されないためにも、コスパの良さではなく、ブランドで選ばれる状態を目指すべきです。とはいえ、日本には「もったいないな」と思えるブランドが数多くあるのが現実です。 ●「ブランドを軸に戦略を立てれば、もっとうまくいくのに」 ●「もっとブランドを育てれば、もっと顧客視点で考えれば、もう少し違うやり方をすれば、もっともっとうまくいくのに」 そこで本書では、強いブランドが、どのようにその“強さ”を築いているのかをまとめました。ブランドにとって重要なポイントを網羅していますので、本書を読むだけでも、強いブランドがどうして強くあり続けられるのか、その秘密がわかるはずです。この書籍をきっかけに、会社の規模にかかわらず、ご自身のブランドでもできることを、ぜひ実行してみてください。
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商品情報
- シリーズ
- 儲かるブランドは、「これ」しかやらない
- 著者
- 乙幡満男
- 出版社
- PHP研究所
- 書籍発売日
- 2022.10.18
- Reader Store発売日
- 2022.10.19
- ファイルサイズ
- 4.9MB
- ページ数
- 216ページ
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この作品のレビュー
平均 3.5 (2件のレビュー)
-
このブランドでないとダメという明確な理由を作る。
ブランドには一貫性が必要。(ディズニーの例)
スタバとコンビニのコーヒー。値段が違うのに、スタバを買う人の心理状態は?
→スタバの雰囲気や優越感な…ど、見えないところにコンビニよりも高い金を払ってもいいという価値が存在している。情緒的価値、無形の価値に対して対価を払っている事が多い。
強いブランドには個性がある。
無印良品→安くてシンプルとか。
五感に訴えるブランディング
視覚、聴覚、触覚、聴覚、味覚
他者商品との違いを一言で言える事は強み。
無印良品=シンプル、このブランディングは揺らぐ事のない確固たるものとなっている。真似をしようと思っても無形の消費者のイメージブランディングであるため、真似できない。
ドリルを売るには穴を売れ
ドリルが欲しいのではなく、穴が欲しいという意味
顧客へ提供する価値は3つ
①機能的価値
2日酔いにならない〜とか、音が鳴らない〜とか
ここは技術の進化と共にすぐに他者競合に追い越される。
②情緒的価値
スタバで言うところの、雰囲気や満足感、お皿が可愛いとか
③自己表現的価値
これを持っているというステータス
高級車とかハイブランドのアパレルブランドなど
機能的価値のみで勝負していたら、価格競争や技術勝負(資本力のある方が勝つことになる。だから、情緒的価値(ブランディング)をしっかりと持つ事で、他者に負けない確固たる地位を獲得できる。(差別化できている状態)
「らしさ」を残しつつ、イノベーションをしていく。
それが市場で生き残る為に必要なこと。
プレスリリースの工夫点
・情報が瞬時に伝わるように工夫を凝らす
・ニュースとして取り上げたくなる情報を埋め込む
(新、日本初とか)続きを読む投稿日:2023.01.04
ブランディングの初歩的な内容がわかる。
この著者の作品の中では1番浅くブランディングについてまとまってる感じかな。投稿日:2023.03.13
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