リア充にもオタクにもなれない俺の青春
弘前龍(著者)
,冬馬来彩(イラスト)
/電撃文庫
作品情報
一奈々子(にのまえ・ななこ)。オタク女子。3ヶ月ごとに「嫁」が変わるタイプの絵師。おどおど小動物系の美少女。口には出さないけど、俺は密かに≪イナゴさん≫と呼んでいる。上井恵久(かみい・めぐ)。リア充女子。カラオケでタンバリン叩いてた人。いつもいい匂いがするクール系の美少女。こっちも口には出さないけど、俺は密かに≪ウェーイさん≫と呼んでいる。クラスこそ一緒だけど、イナゴさんも、ウェーイさんも、俺とは別世界の住人だ。リア充でもオタクでもない俺は、きっと深いかかわりを持つことなく終わるんだろう。・・・・・・そう思っていた。あの夜、あの公園で、あんな秘密を知ってしまうまでは。2017年、オタクがメジャーになりすぎた時代。何にもなれない「俺」たちに贈る、新・青春ラノベ開幕!
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商品情報
- シリーズ
- リア充にもオタクにもなれない俺の青春
- 出版社
- KADOKAWA
- 掲載誌・レーベル
- 電撃文庫
- 書籍発売日
- 2017.09.08
- Reader Store発売日
- 2017.11.05
- ファイルサイズ
- 12.4MB
- シリーズ情報
- 既刊2巻
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この作品のレビュー
平均 3.7 (3件のレビュー)
-
主人公の思考がグダグダしてて女々しかった。あとイラストが顔と体のバランスが合ってなくて違和感。
よくあるハーレムとかじゃなく、ほどよい現実感があってよかった。投稿日:2019.05.01
このレビューはネタバレを含みます
「好き」という気持ちは一様ではなく、度合いも方向性も(再燃したり飽きたりといった)経年変化も、人や作品によって全然違う。でも、オタクという言葉が、「好き」という気持ちの多様性を奪ってしまった。
レビューの続きを読む
「オタ…ク」という類型から漏れた「好き」が、作品愛として認められなくなってしまった。そうでなければ、クラスタやオタクのコミュニティを維持できなくなってしまった。
いつ頃からこういう現象が始まったのだろう?
「オタク」や「リア充」の定義を登場人物は「そのコミュニティの一員であること」に置いている。だから、主人公は「オタク」でも「リア充」でもない。しかし、それは仮初のものでしかない。コミュニティの外で行う条件付きのオタ活や制約付きの人間関係がある。だとしたら、この二つの言葉をどう定義するべきなのだろう。結局、自分は何者か?という哲学的問答の答えは出ないまま終わる。
なんにせよ「好き」の方向性が一致する人と出会えるのは羨ましいことだ...
「好きなもの」が見つからないまま終わってしまうことだってあるかもしれないから。
____
関係ないんだけど、前読んだ1984年の印象が強すぎて、
アイドルファイブへの態度から二分間憎悪を連想し、
教室政治の体制を維持するために、恋人関係の演技をする場面で二重思考と犯罪中止を連想し、
体制の中うまく立ち回るメグからジュリアを思い出し(性格違うけど)、
美術部の部屋を提供しているオタヒメがチャリントン爺さんに見えて、ディストピアだなぁと思ってしまった。
向こうはビッグ・ブラザーという個人を仕立ててるのに対して、こちらは意図せず空気に振り回されているだけなのだけど。
守るべきもののために空気を利用する主人公の賢さがうらやましく感じる。
その一方で、美術部を守ることを優先したため、(1984年と違って)反体制派の運動を起こしたわけではない。好きな作品について、オタクの潮流に反して語る権利を完全に得たわけではない。あくまでも秘密裏にする場所を守ったというだけである。続きが出るらしいけれど、この権力構造は変わっていくのだろうか?
気になる。続きを読む投稿日:2018.07.01
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