沃野の伝説(上)
内田康夫(著者)
/角川文庫
作品情報
米穀卸商の坂本が水死体で発見された。死の直前に坂本が電話した相手は光彦の母・雪江。浅見は母の依頼で調査に乗り出す。一方、長野県では大量の闇米横流し事件が発覚。竹村警部もまた、捜査を開始し・・・・・・。
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商品情報
- シリーズ
- 「浅見光彦」シリーズ
- 著者
- 内田康夫
- ジャンル
- 小説 - ミステリー・サスペンス・ハードボイルド
- 出版社
- KADOKAWA
- 掲載誌・レーベル
- 角川文庫
- 書籍発売日
- 1999.10.21
- Reader Store発売日
- 2014.08.25
- ファイルサイズ
- 0.7MB
- シリーズ情報
- 既刊58巻
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この作品のレビュー
平均 3.5 (4件のレビュー)
-
平成の米騒動の時代の話。
えっ、お米って、こんな風に取引されていたんだぁ。と、思いました。
そういえば、冷夏でお米が収穫できなかった時代があり、急遽輸入してタイ米とかあったなぁ。と思い出しまし…た。
続きを読む投稿日:2021.01.20
【概略】
「米穀通帳って、どうなったのか?」浅見光彦の母・雪江のふとした疑問が、浅見光彦を長野・新潟・山形をまたにかけた食管法の闇に引きずり込むことに。同時に長野県で巨額の米横流し事件に関連する殺人…事件の解決に、「信濃のコロンボ」竹村警部が乗り出す。浅見光彦・竹村警部という二人の名探偵が、米市場を巡る巨大な闇に挑む前後巻の前編。
年月日不詳 読了
2024年05月25日 読了
【書評】
移民政策週間のお口直し・・・といってもこちらも6月の新潟遠征に向けて新潟県を舞台にした浅見光彦シリーズを読んでおきたいということもあっての読了。このレビューは後編を読んでいない状態で書いてる。
なつかしい・・・本編が世に出た(文庫は1995年だけど)1993年あたりは細川内閣が誕生してるのだよね。8つの党の連立だよ。で、確かにテレビではウルグアイ・ラウンドとかそういった言葉が飛び交ってたと記憶してる。そしてヤミ米・自由米といった言葉も。自主流通米なんて言い方に変化していったのかな?かつて一度は読んだこの小説だけど、結局はそれぐらいの背景知識しかない状態だったね。
「食管法って今はどうなったのかな?」と、調べてみた。平成7年(1995年)に「食糧法:主要食糧の需給及び価格の安定に関する法律」が施行され、それに伴い食管法は廃止となってみたいだね。そして農家の方達が米などの作物を自由に販売できるようになったそうな。あぁ~確かにこの辺りから色んなお米のブランドが登場してきたようなないような。
「食」って国家にとって重要な社会インフラだから、その取扱いって本当に難しいよねぇ。自由競争にし過ぎることによる弊害もあるし、でもかといって保護しすぎることで切磋琢磨という要素が減る。でもどうなのだろう?過去に一度、コメ不足になった時にタイ米といった外国米が入ってくるようになったけれど、やはり国産米が(値段が高かろうが)勝ち残ったような肌感覚でいるのだけど、間違いなのかな?イチゴなどもそうだけど、品種改良によって誕生した美味しいものは、海外に出しても評価される=高く取引される・・・やはりある程度の競争というものは、必要なのかなとも思ったりする。
さてさて、そんな難しい制度、そしてその精度の歪み・ひずみを下敷きにしてミステリーが続く訳だけども。システムを読者に理解してもらいながらエンターテインメント性を保っていくというのは、思った以上に難しいのかな?それとも読者としての自分の問題なのかな?制度を登場人物に語らせたりする部分で、少し立ち止まったり、何度か読み返したりしてしまった。そのために少しだけ臨場感にブレーキがかかったような気がしてる。とはいっても、(忙しいから止めないといけないのに)どんどんページをめくっていったけどね。
舞台背景、それに伴う知識、そして登場人物もほぼ出揃った。あとは後編でどう展開し、着地するか、だね。またやめられないとまらない状態になるのかな?続きを読む投稿日:2024.05.26
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