毎日4時45分に帰る人がやっているつまらない「常識」59の捨て方
山田昭男(著)
/東洋経済新報社
作品情報
3万部突破『ホウレンソウ禁止で1日7時間15分しか働かないから仕事が面白くなる』の第2弾は実践版!
山田式「先憂後楽」ワークスタイルを新提案!
つまらない「常識」を捨てるから、仕事も人生も面白くなる!
【日本一”社員”が幸せな会社の「反常識」仕事術を初公開!】
★営業マンは携帯、パソコン禁止!
★効率性を考えて、現場訪問は事前にアポをとらない!
★言い訳防止のため、出社時に今日の退社時間を決める
★部下にはきっかけだけつくって、あとは丸投げする
★「管理職ががんばられない仕組み」をあえてつくる
★3つの方法で、職場の「段取り力」を上げる
★「声かけ雑談」で部下の相談にのり、「ランチ雑談」で上司のフォローを引き出す
★「営業職にとってIT機器は「あ痛てぇ」と心得
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この作品のレビュー
平均 3.5 (10件のレビュー)
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仕事の工夫の仕方、という面で参考になる内容はまぁまぁあった。
ただ、一部にサービス残業を肯定しているように見受けられる内容があるのが残念。
働き方改革が世間的に叫ばれている中で、この部分だけ個人的に…は賛同できなかった。続きを読む投稿日:2017.01.22
このレビューはネタバレを含みます
売上目標さえ立てれば、会社は本当に儲かるのか? それなら経常利益がわずか年間4000万円をコンスタントに超える会社が、どうして日本にはこれほど少ないのだろうか
レビューの続きを読む
? 未来工業には、「お客さんの前に立って…こそ営業職」という考え方がある、あなたがお客さんなら、電話一本で注文をとろうとする人と、自分の会社や現場まで毎回きちんと足を運んでくれる人と、どちらを取引相手としてより信頼するだろうか、そこに営業という仕事の本質がある。もし、やってみて自分には合わないと思えば、捨てる前の状態にいったん戻し、あらためて考え直せばいい、その試行錯誤も未来イズムのひとつだ。小さな達成感と、新たに手にする楽しみの積み重ねの先にしか、残業ゼロはない、毎日の業務の細かな見直しは、「面倒くさい」という気持ちのコントロールこそ最大の壁だから。長年の慣習を変えるのは面倒くさい、しかし、「ダメなら元に戻せばいい」と考えれば、気持ちのハードルは簡単に下げられる。リーダーの仕事には、部下の成長を待つ、という部分もある、未来工業は、部下への命令は禁止、その代わりに、上司は部下を説得して納得させなくてはいけない、そのため、「待つ仕事」の重要性はいっそう高くなる。「会社が自分にこれだけよくしてくれるなら、その分がんばって働こう」、日本人は根が真面目なので、多くの人がきっとそう考えるはずだ、それも山田式「モチ」のひとつ。「改悪」を恐れず、より業務効率のいい方法を「常に考える」、試行錯誤をやめない、モノづくりも組織づくりも、その永遠の反復だ。「人を育てるには、手をかけず目をかけてやる」というのは前社長の名文句、細かい口出しや手出しをせず、我慢して見守りつつ、必要に応じて短いヒントやアドバイスを与える、まずは本人に考えさえ、どうしてもというときにだけ手を貸す。命令で人を動かす会社では、人間を「人材」と材料扱いして表記する、それは人をコストと見て「人件費」と書き、まるで必要悪か、圧縮の対象として表記する考え方とぴったり同じ。「人材」を「人財」と書き換えることからすべてが始まる、一字違いで大違い。続きを読む投稿日:2014.11.26
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