相続は怖い
天野隆(著)
,税理士法人レガシィ(著)
/SB新書
作品情報
2015年の税制改正以来、特別お金持ちでない人でも相続税が課税されるケースが多くなりました。
相続の手続きや、税務署が申告書のどこをチェックしているか、といったことは、一般の人々にはなかなか理解しづらいものです。
怪しまれるような節税策をしていないつもりでも、ある日「税務調査」がやってくる可能性も……。
そうなったら怖いですよね。
相続税について調べたり、対策をしていなかったりする「普通の家庭」に、ある日突然税務調査が入り、追徴課税を受けることもあります。
「資産が少ないから」と油断している家庭こそ、じつは危ないのです。
そんな怖ろしい目に遭わないように、相続が発生する前の今のうちから、税務署の「裏側」を知っておく必要があります。
この本を読めば、相続において役所の考え方や税務調査のリアルを事前に理解し、慌てずに対応できます。
税務署が調査対象の家庭の何を見ているのか、どこまでの節税を認めているのか、といった税務署の勘所を、相続専門の税理士である著者が明かし、税務署とモメずに賢く相続するためのノウハウを伝えます!
・2024年生前贈与制度改正のポイントは? 相続登記の義務化で何が変わる?
・自宅の土地と駐車場の土地の「境目」はどこ? 税務署との解釈の違いだけで数百万円税金が変わることも!
・意外と多い「相続税の申告漏れ」。悪意はなくても税務署から追求を受けることも……。スムーズに申告するコツとは?
・相続専門税理士がこっそりクライアントに渡している税務調査対策チェックシートとは?
※カバー画像が異なる場合があります。
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商品情報
- シリーズ
- 相続は怖い
- 出版社
- SBクリエイティブ
- 掲載誌・レーベル
- SB新書
- 書籍発売日
- 2024.04.07
- Reader Store発売日
- 2024.04.07
- ファイルサイズ
- 6.9MB
- ページ数
- 224ページ
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この作品のレビュー
平均 3.0 (1件のレビュー)
-
人は遅かれ早かれ寿命があるのだから、いつかは自身が相続人になったり、被相続人になる日がくるだろう。その際は残された親族は慌ただしい状況で色々な手続きや儀式の準備に翻弄され、まさに悲しむ暇もないという事…は多々ある。例えば自分の親のいずれかが亡くなると、警察やら病院手配、近親者への連絡、葬儀の準備、火葬や埋葬の行政手続きに告別式での挨拶を考えるのも殆どが同時並行的に進む。ようやく告別式が無事に終わっても四十九日までがまた位牌選びに告別式に参列できなかった方々への返礼品手配、そしてお墓があったとしても、そこに刻む文字まで全て選択・決定の嵐で、仕事もこんな感じで毎日やっていたら、かなりスピード感ある組織だなと感じる様な大車輪振りの働きをしている。因みに残された親が独り暮らしになるなら、家にセキュリティシステムを入れるなど、営業担当者との打ち合わせなどもあったりする。それらがひと段落する頃には、ようやく「そう言えば銀行口座とか、保険とかどうするんだっけ?」とまた、別のことに頭を抱え始める事になる。あれ、自分はいつ悲しみに暮れて泣くんだっけ?というのは、多くの方がご経験された事もあるのではないか。
家を探索してみると、出てくる出てくる、保険証券やら金融商品の案内やら、存在を知らなかった銀行口座にカード類。慌てて銀行に連絡すると、時既に遅し、亡くなった後も解約忘れた携帯料金や保険料の支払い、各種金融商品の支払い着々と続いてるなんて事もあるかもしれない(あった!)。同時並行的に頭の中で、そう言えば遺産相続のこと忘れていた、と一気にやたらとリアルな世界・問題が自分(と、兄弟姉妹、残った配偶者の片親)を濃い霧の如く包み込む。仕事柄、資産家の相続税対策を考える機会が多いから、何となく判っているつもりになっていたが、各種税制改革やら制度変更の最新状況に、自分の知識が追いついてない事を実感する。
そうだ、遥か数十年前は大学の専攻は法律だったし、更に会社入社後も試験が終わったら勉強してなかったかな。その後も真面目に復習してこなかった事をこの大変な状況下で後悔しても仕方がないから、慌てて飛び込んだ本屋でいつもの様に新書で勉強する。自分で全て終わらせよう解決しようなんて無理な話だけど、せめて税理士さんの会話についていける様に、さっと流し読みするには新書はちょうど良いサイズ感。
私だけでない。いつかは誰しも似た様な状況で悩むタイミングがやってくる。落ち着いて全てを平穏無事に終わらせて、早く亡くなった親の為にも、想い出に浸り、独り大声で泣きたい。それには少なくとも最低限度の知識はあった方が良いだろう。より早く想い出の中の親に会える様な気がする。私はまだまだ一次相続が発生したばかりで、いつかはやってくるであろう二次相続への備えでもある。縁起悪いとか、残った親からすると気分を害するかもしれない。だけどその時も同じ様に、泣いてお別れが出来ないのは嫌だ。だから独り粛々と陰勉しながら、一方で残った親が健康に生き生きと長く楽しく、寂しがらずに暮らせる術も考えている。中々こうした機会が来る事はないからこそ、自分はしっかりと親族を支え、私も早くに故人への悲しみを共にする為にページをめくる。いつも勉強しろと煩く言われ大量の学習教材をくれた。最後の最後まで私に勉強しろと。早くサヨナラを言いたいよ、お母さん。続きを読む投稿日:2024.04.18
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