図書館情報技術論
田中均(著)
/青弓社
作品情報
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
圧倒的な蓄積量を誇るビッグデータやAI技術の活用など、高度な情報技術の活用が一般化する社会で、図書館はどのように生まれ変わらなければならないだろうか。
本書では、司書課程必須科目「図書館情報技術論」の教科書として、現在、図書館で活用している、あるいは近い将来に使う可能性が高い情報技術をわかりやすく解説する。また、具体的な事例を紹介するために細かな機器の内容も取り上げ、同時にその機器を扱う担当者としての視点も概説する。
これらの技術的な詳細を理解することで、現場の司書として活躍するための必要な「技術的なセンス」を身につけることができる最適のテキスト。
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この作品のレビュー
平均 5.0 (3件のレビュー)
-
わかりやすそうだったので購入。
非常にわかりやすいというか、学び始める学生のための入門書。図書館で使う機器等まんべんなく解説している。図書館ウェブサイトの評価というのは面白そうだなと感じた。巻末付録…に著作権関係団体の一覧があり、問い合わせに便利そう。索引や詳細な目次がないので、求める用語をさっと参照できないのは残念。続きを読む投稿日:2019.05.03
田中均著『図書館情報技術論』(青弓社)
2019.3.31発行
【目次】
はじめに
第1章 コンピュータとIT機器の基礎
1 図書館とコンピュータ
閲覧室のコンピュータ
事務用のコンピュー…タ
メディアとコンピュータ
2 コンピュータの歴史と発達
コンピュータとは何か
コンピュータの歴史
コンピュータで使われる単位
3 パソコンの登場
パソコン登場以前
パソコンとは何か
4 コンピュータの種類
機能から見た種別
サイズから見た種別
図書館とモバイルパソコン
5 ソフトウエアとは何か
ソフトウエアとハードウエア
ソフトウエアの種類
機械語と高級言語、BIOS
言葉としてのハードウエア、ソフトウエア
第2章 コンピュータの構成
1 コンピュータの構成・構造
コンピュータのパーツ
2 パソコンの内部のパーツ
マザーボード
CPU
メインメモリ
ディスクドライブ類
電源ユニット
グラフィックボード
3 周辺機器など
入出力機器(キーボード、マウス、ディスプレイ、デジタルカメラ、スキャナー)
入力装置(キーボード)
入力装置(スキャナー)
入力装置(デジタルカメラ)
出力装置(ディスプレイ)
出力装置(プリンター)
4 入出力端子(コネクタ)
映像出力端子
映像出力アダプタ
第3章 ネットワークの基礎
1 図書館ネットワーク
用語としてのネットワーク
LANとWAN
クライアントサーバー
2 Wi-Fiと無線LAN
Wi-Fiとは何か
図書館とWi-Fi
3 クラウドコンピューティング
クラウドコンピューティング
クラウトコンピューティングの示す範囲
オンラインストレージ
Apple Cloud
第4章 インターネットの基礎
1 インターネットの概要と歴史
インターネットとは
インターネットとの接続
2 インターネットの技術
インターネットの代表的な技術
3 代表的なサービス(ウェブ、CMS、SNS)
様々なサービス
WWW
ウェブの仕組み
CMS
SNS
4 ネットワーク系情報の特徴
ネットワーク系情報の特徴
探索情報と経験情報
5 サーチエンジンとSEO
サーチエンジン
SEO(Search Engine Optimization)
6 データベースとは何か
データベースの定義と種類
インデックスとは
第5章 図書館システム
1 蔵書目録データベースの構築
図書館システムとは何か
オンライン選書・発注
2 ICタグと蔵書点検
3 OPAC
OPACとは何か
ディスカバリーサービス
総合目録と横断検索システム
4 図書館システムの導入の実際
導入のステップ
システムの選定
資料の廃棄と整理
機器とソフトウエアの準備
図書バーコード、利用者バーコードの検討
運用環境設定(パラメータの検討)
図書バーコードの準備
目録登録と装備作業
利用者データの登録と利用者カードの準備
開館直前準備
5 クラウド型図書館システム
クラウド型図書館システムの登場
クラウド型図書館システムの今後
第6章 業務システムと連動するその他の機器
1 入退館管理システム、自動貸出返却機、読書通帳機
入退館管理システム
自動貸出返却機
読書通帳
2 バーコードタグとRFID
バーコード
RFID
3 自動仕分け機、自動書庫、集密書架
自動仕分け機
自動書庫
集密書架
4 座席・パソコン端末など予約システム、パソコンシェアロッカー、無人図書館
座席・パソコン端末など予約システム
パソコンシェアロッカー
無人図書館
第7章 各種メディアの特徴と保存
1 メディアの劣化と陳腐化
メディアの劣化
メディアの陳腐化
2 旧式化したアナログメディア
レコード
録音テープ
ビデオテープ
3 現行のアナログメディア
マイクロフィルム・マイクロフィッシュ
ロールフィルム(16/35ミリ)
マイクロフィッシュ
マイクロフィルムとデジタルメディア
ウェハーフィッシュ
4 旧式化したデジタルメディア
FD
MO
5 現行のデジタルメディア
光ディスク
フラッシュメモリ
6 メディアのマイグレーションとエミュレーション
マイグレーション
エミュレーション
第8章 デジタルアーカイブの構築と電子資料の利用
1 デジタルアーカイブとは何か
デジタルアーカイブの定義
デジタルアーカイブの流行
デジタルアーカイブの意義
解像度とアップコンバート
用語の混乱
2 デジタルアーカイブの最近の動向
2006年内閣官房IT総合戦略本部「IT新改革戦略」重点計画
2012年総務省「東日本大震災アーカイブ」基盤構築プロジェクト
2015年内閣官房知的財産戦略推進事務局
デジタルアーカイブのリンク集
3 学術機関リポジトリについて
学術機関リポジトリとは何か
国立情報学研究所とオープンアクセスリポジトリ推進協会
4 デジタルアーカイブ化の手法と機材
デジタルアーカイブ化の手法
デジタルアーカイブ化の機材
5 電子書籍
電子書籍の歴史
コンテンツ
電子書籍を導入した公共図書館
電子書籍の流行
6 電子ペーパー
電子ペーパーとは何か
現行の商品
電子ペーパーの可能性
第9章 図書館の広報活動と情報発信の基礎
1 図書館のウェブサイト構築の事情
ウェブサイト構築の環境
図書館のウェブサイトの位置づけ
製作者と方法
ウェブの利用者
見えない利用者
2 広報の理解
広報の定義
ステークホルダー
3 ウェブとSNSによる広報の特質
ウェブによる広報
SNSの活用
4 ウェブユニバーサルデザイン
ウェブユニバーサルデザイン
ウェブアクセシビリティとウェブユーザビリティ
ウェブコンテンツJIS
基本的なチェック項目
5 ウェブサイトの評価(効果測定)
ウェブサイトの評価
ウェブマーケティング解析
ウェブマーケティング解析の用語
図書館ウェブの特色
6 SNSとハブユーザー
ハブユーザー
各SNSの特徴と使い分け
第10章 情報技術と利用者サービス
1 デジタルレファレンスサービス
デジタルレファレンスサービス
レファレンス事例集
2 SDIサービス
3 メールマガジンの活用
メールマガジンとは何か
図書館のメールマガジン
メールマガジンと個人情報の保護
4 デジタルサイネージ
デジタルサイネージとは何か
エリアターゲティング
5 eラーニング
eラーニングとは何か
LMS
6 ムーク
ムークの流行
ムークと学習の継続
第11章 知的財産権と著作権
1 知的財産権(知的所有権)と著作権
知的財産権
方式主義と無方式主義
2 著作権の種類と著作者の権利
著作物
著作者
3 著作者人格権と著作財産権
著作者人格権
著作財産権
4 著作隣接権
5 著作物の利用
著作権者の許諾
6 著作権の制限と図書館
著作権の制限
図書館などでの複製
7 著作権法の2018年改正
TPP11協定と著作権
8 著作権関係団体について
第12章 情報セキュリティとシステムの保守
1 情報セキュリティの基礎
情報セキュリティの三要素
情報セキュリティの考え方
個人レベルの情報セキュリティ
2 マルウエアの種類
マルウエアとは何か
コンピュータウイルス以外の脅威
3 図書館での情報セキュリティ対策
情報セキュリティ担当者
利用者側のパソコンのチェックポイント
4 サーバー・ネットワークレベルの情報セキュリティ
統合脅威管理システムの導入
5 組織と個人の情報セキュリティポリシー
情報セキュリティポリシー
一般職員と情報リテラシーポリシー
6 メディアと情報機器の安定した運用のために
情報機器の安定の必要性
よくあるトラブル
7 サーバーマシンの管理
サーバーマシン
システムやデータのバックアップ
記憶装置の多重化
8 その他の管理
電源管理(停電対応)
落雷によるトラブル
保守契約
リビションアップとバージョンアップ
第13章 学校図書館と情報技術
1 学校図書館の図書館システムの現状
情報メディア機器の整備状況
2 学校図書館システムの導入
具体的なメリット
図書館システムの導入のパターン
導入のステップ
3 学校図書館とネットワーク
システム学内設置型
地域共有型
クラウド型
著作権関係団体について
参考文献一覧
URL:https://id.ndl.go.jp/bib/029600982続きを読む投稿日:2022.11.12
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