子どもを連れて、逃げました。
西牟田靖(著)
/晶文社
作品情報
DV、モラハラ、浮気、貧困――
それでも「家族」に希望を見出すために。
16人のシングルマザーたちは
困難な状況をどのように生き抜いたのか。
迫真のルポルタージュ。
「妻は私に別れを告げ、まだ3歳の娘の手を引いて去っていった。
私を父親にしてくれた妻と娘にはもちろん愛情はあった。
ずっと一緒にいるのだと思っていた。けれど、実際、そうはならなかった」
なぜ、彼女たちは「子どもを連れて、逃げ」たのだろうか。
妻子に去られた著者は自らの過去を振り返りながら、
女性たちの声に耳を傾け続ける。
はたしてそれは彼の救済へとつながっているのだろうか。
現代の家族と離婚の姿を立体的に描く。
【子どもを元夫に会わせるのは、別れた後、幸せになるため】
第1章:子どもを連れて家を出た
第2章:会いたくない、会わせたくない
第3章:家庭内別居という地獄……からの解放
第4章:会わせたかった。だけど縁が切れてしまった
第5章:離婚して、シングルになっても私は自由に生きる
第6章:再婚すれば関係も変わる……
第7章:「夫」との別れ、昔と今
第8章:夫婦の別れと父子の別れは別
現代の家族をどう考えるか――専門家にうかがう
男女はなぜもめるのか? しばはし聡子さん(一般社団法人りむすび代表)
仕事を減らしてでも子どもの面倒をみる覚悟はありますか 古賀礼子さん(弁護士)
昭和の頃から行われていた共同養育 円より子さん(政治家・作家)
もっとみる
商品情報
- シリーズ
- 子どもを連れて、逃げました。
- 著者
- 西牟田靖
- ジャンル
- 教養 - ノンフィクション・ドキュメンタリー
- 出版社
- 晶文社
- 書籍発売日
- 2020.11.27
- Reader Store発売日
- 2020.11.30
- ファイルサイズ
- 2.5MB
- ページ数
- 356ページ
以下の製品には非対応です
この作品のレビュー
平均 3.5 (2件のレビュー)
-
『わが子に会えない』に続き、反対に母親側へのインタビューで構成されたルポルタージュ。
前著の悲惨さに比べて、相手方がダメだというのは共通するも、調停や裁判で理不尽なこともなく、状況がより多様で平和に生…きている。タイトルとは印象は少し違う。
前著の会えない夫とは逆に、父親に合わせたいという言葉も多い。
何だろう、同じ地平に生きているのかな?
共同親権を導入すれば解決する話でもなく、父母4人いて幸せみたいなステップファミリーから、子供を育てる資格すらない親迄多様な家庭に向けて、行政や裁判所の権能と調査、調整力の強化、不適格者からの取り上げなど、改善すべきことは多くあろう。続きを読む投稿日:2021.09.26
「連れて逃げた」女性へのインタビューがメイン。
片側の話だけだから実際のところはわからないけど、元夫たちの”幼稚博覧会”のようでちょっとクラクラ。
反面、女性側にも「?」と思うような行動もちょこちょこ…あり、一概に「逃げられた側」ばかりが悪いこともないケースもあるよね…という思考には至りました。
丁寧なインタビューと構成のおかげで、読む前にタイトルで抱きかけていた視点の偏りを防げた気がします。
元棋士の男性や大手食品会社の娘婿の方がSNSで「子どもを連れ去られた」と発信しているのを目にしてから気になっていたテーマだから、男性側のインタビューも読みたい…と思ったら同じ著者がこの本の前に出されているのをまえがきで知ったので、こちらもぜひ読んでみたいです。続きを読む投稿日:2022.05.31
新刊自動購入は、今後配信となるシリーズの最新刊を毎号自動的にお届けするサービスです。
- ・発売と同時にすぐにお手元のデバイスに追加!
- ・買い逃すことがありません!
- ・いつでも解約ができるから安心!
※新刊自動購入の対象となるコンテンツは、次回配信分からとなります。現在発売中の最新号を含め、既刊の号は含まれません。ご契約はページ右の「新刊自動購入を始める」からお手続きください。
※ご契約をいただくと、このシリーズのコンテンツを配信する都度、毎回決済となります。配信されるコンテンツによって発売日・金額が異なる場合があります。ご契約中は自動的に販売を継続します。
不定期に刊行される「増刊号」「特別号」等も、自動購入の対象に含まれますのでご了承ください。(シリーズ名が異なるものは対象となりません)
※再開の見込みの立たない休刊、廃刊、出版社やReader Store側の事由で契約を終了させていただくことがあります。
※My Sony IDを削除すると新刊自動購入は解約となります。
お支払方法:クレジットカードのみ
解約方法:マイページの「予約・新刊自動購入設定」より、随時解約可能です続巻自動購入は、今後配信となるシリーズの最新刊を毎号自動的にお届けするサービスです。
- ・発売と同時にすぐにお手元のデバイスに追加!
- ・買い逃すことがありません!
- ・いつでも解約ができるから安心!
- ・優待ポイントが2倍になるおトクなキャンペーン実施中!
※続巻自動購入の対象となるコンテンツは、次回配信分からとなります。現在発売中の最新巻を含め、既刊の巻は含まれません。ご契約はページ右の「続巻自動購入を始める」からお手続きください。
※ご契約をいただくと、このシリーズのコンテンツを配信する都度、毎回決済となります。配信されるコンテンツによって発売日・金額が異なる場合があります。ご契約中は自動的に販売を継続します。
不定期に刊行される特別号等も自動購入の対象に含まれる場合がありますのでご了承ください。(シリーズ名が異なるものは対象となりません)
※再開の見込みの立たない休刊、廃刊、出版社やReader Store側の事由で契約を終了させていただくことがあります。
※My Sony IDを削除すると続巻自動購入は解約となります。
お支払方法:クレジットカードのみ
解約方法:マイページの「予約自動購入設定」より、随時解約可能ですReader Store BOOK GIFT とは
ご家族、ご友人などに電子書籍をギフトとしてプレゼントすることができる機能です。
贈りたい本を「プレゼントする」のボタンからご購入頂き、お受け取り用のリンクをメールなどでお知らせするだけでOK!
ぜひお誕生日のお祝いや、おすすめしたい本をプレゼントしてみてください。※ギフトのお受け取り期限はご購入後6ヶ月となります。お受け取りされないまま期限を過ぎた場合、お受け取りや払い戻しはできませんのでご注意ください。
※お受け取りになる方がすでに同じ本をお持ちの場合でも払い戻しはできません。
※ギフトのお受け取りにはサインアップ(無料)が必要です。
※ご自身の本棚の本を贈ることはできません。
※ポイント、クーポンの利用はできません。クーポンコード登録
Reader Storeをご利用のお客様へ
ご利用ありがとうございます!
エラー(エラーコード: )
ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。