SNS変遷史 「いいね!」でつながる社会のゆくえ
天野彬(著)
/イースト新書
作品情報
mixi、facebook、Twitter、Instagram、LINE、Snapchat、TikTok……。
誕生から、わずか15年あまり。SNSは人間関係を、社会のあり様を、大きく変えた。
情報との出会いは「ググる」から「#タグる(タグ+手繰る)」へ。
コミュニケーションは「テキスト」から「ビジュアル」へ。
ツールの入れ替わりの要因を探るとともに、その裏側にあるユーザーの「承認欲求」と「シェアの心理」の変遷を追う!
◎「最近のSNSには、なんだかついていけない」と思わせる原因とは?
◎ブログや2ちゃんねるが生んだネットカルチャーは、今のSNSにも影響を及ぼしている?
◎「SNS投稿=承認欲求」という単純な図式では、もはやユーザーマインドは理解できない?
◎なぜ若者たちは、InstagramやTikTokにハマっていくのか?
◎仮想通貨、VR、AR……。進化し続けるSNSは、これからどこに向かうのか?
気鋭の若手メディア研究者が、生活に密接したソーシャル・メディアの変遷と展望を読み解く!
【目次】
はじめに
第一章 SNSの現在地―各ツ―ルの使われ方と特性
第二章 SNS黎明期―理想主義とリアルタイムウェブ
第三章 SNS拡大期―スマホシフトとビジュアルコミュニケ―ション
第四章 SNS定着期―シェアの多様化とシミュラ―クル拡散
第五章 SNSのゆくえ―コミュニケ―ション速度と分有のあり方
おわりに
もっとみる
商品情報
- 著者
- 天野彬
- ジャンル
- コンピュータ・情報 - コンピュータ・インターネット
- 出版社
- イースト・プレス
- 掲載誌・レーベル
- イースト新書
- 書籍発売日
- 2019.10.10
- Reader Store発売日
- 2019.10.24
- ファイルサイズ
- 3MB
以下の製品には非対応です
この作品のレビュー
平均 4.2 (11件のレビュー)
-
SNSについてコンパクトにまとめた分かりやすい本。
自分はあまりこの手のネット社会に疎いと思ってたけど、やっぱりある程度こういう文化に浸っているんだなと。
全体の流れも俯瞰して考えたことがなかった…ので、こうやって整理してもらうと、なるほどと思うことが多かった。
目次の気になるフレーズ
SNSの経緯
SNS黎明期
パソコン通信から始まりメールマガジンへ
2ちゃんねる文化
ブログ
ネットサーフィンからググる
日本発SNSミクシィ
ツィッター なう、祭り
イノベーションとしての「いいね」
ニコニコ動画のN次創作
SNS拡大期
スマホシフトがサービスの覇権を変えた
インスタグラム
ググる から タグる
ハッシュタグは時代の巻き込みツール
SNS定着期
我シェアする、ゆえに我あり
TikTokは模倣的なシェアを加速させる
シミュラークル と いいね!
モノからコトへの価値シフト
「情報」量から「コミュニケーション」量へ
続きを読む投稿日:2021.01.30
前書きでの、ユーザーを5000万人獲得するまでにかかった時間をまとめたレポート(Steemit社作成)で、自動車は62年、電話は50年、クレジットカードは28年、テレビは22年、コンピューターは14年…、携帯電話は12年、インターネットは7年、ユーチューブは5年、フェイスブックは3年、ツイッターは2年、テクノロジーの普及の速度が加速的に上がっていることが数字で示されていて分かりやすかった。
SNSは、発信する宛先がオープンで不特定多数(1toN)か、具体的な相手を想定したもの(1to1)で分けれることを知れた。
冷静にSNSを利用するための3つのM「モニタリング(ユーザーの流行や動向を観察すること)」、「ミングル(ユーザーと交流すること)」、「メジャリング(測定すること)」は覚えておきたい。
“炎上の元凶は、端的に言えば「他者の視線を欠いた自分本位な発信」だ”は炎上の言い換えに使えそうだった。
SNSたちの言い換え、インスタグラムは「その人の家」を訪れるようなもの、ツイッターは「みんなの広場」に行くようなもの、フェイスブックは社交的でフォーマルな会話が飛び交う「知人が集まるパーティー場」が印象的。
情報構造の拡散は3つのタイプに分けることができ、
1,「マス型=1:N」はひとつの強力なオリジナルの情報発生源に対して、数えきれないNとしての受け手のわたしたちが対置されること。例として、ツイッターでの「バルス!」大量投下。
2,「インフルエンサー型=√N:N」は、色々なコミュニティの中に存在する情報感度の高いインフルエンサーによってなされるコミュニケーションの形式を指す。
3,「シミュラークル型=N:N」は、明確な発信者、つまり、オリジナルとしての情報の起点や発生源は分からないが、網状に情報がコピーされてトレンドが広がっていくさま。
となることが分かった。続きを読む投稿日:2022.05.13
新刊自動購入は、今後配信となるシリーズの最新刊を毎号自動的にお届けするサービスです。
- ・発売と同時にすぐにお手元のデバイスに追加!
- ・買い逃すことがありません!
- ・いつでも解約ができるから安心!
※新刊自動購入の対象となるコンテンツは、次回配信分からとなります。現在発売中の最新号を含め、既刊の号は含まれません。ご契約はページ右の「新刊自動購入を始める」からお手続きください。
※ご契約をいただくと、このシリーズのコンテンツを配信する都度、毎回決済となります。配信されるコンテンツによって発売日・金額が異なる場合があります。ご契約中は自動的に販売を継続します。
不定期に刊行される「増刊号」「特別号」等も、自動購入の対象に含まれますのでご了承ください。(シリーズ名が異なるものは対象となりません)
※再開の見込みの立たない休刊、廃刊、出版社やReader Store側の事由で契約を終了させていただくことがあります。
※My Sony IDを削除すると新刊自動購入は解約となります。
お支払方法:クレジットカードのみ
解約方法:マイページの「予約・新刊自動購入設定」より、随時解約可能です続巻自動購入は、今後配信となるシリーズの最新刊を毎号自動的にお届けするサービスです。
- ・発売と同時にすぐにお手元のデバイスに追加!
- ・買い逃すことがありません!
- ・いつでも解約ができるから安心!
- ・優待ポイントが2倍になるおトクなキャンペーン実施中!
※続巻自動購入の対象となるコンテンツは、次回配信分からとなります。現在発売中の最新巻を含め、既刊の巻は含まれません。ご契約はページ右の「続巻自動購入を始める」からお手続きください。
※ご契約をいただくと、このシリーズのコンテンツを配信する都度、毎回決済となります。配信されるコンテンツによって発売日・金額が異なる場合があります。ご契約中は自動的に販売を継続します。
不定期に刊行される特別号等も自動購入の対象に含まれる場合がありますのでご了承ください。(シリーズ名が異なるものは対象となりません)
※再開の見込みの立たない休刊、廃刊、出版社やReader Store側の事由で契約を終了させていただくことがあります。
※My Sony IDを削除すると続巻自動購入は解約となります。
お支払方法:クレジットカードのみ
解約方法:マイページの「予約自動購入設定」より、随時解約可能ですReader Store BOOK GIFT とは
ご家族、ご友人などに電子書籍をギフトとしてプレゼントすることができる機能です。
贈りたい本を「プレゼントする」のボタンからご購入頂き、お受け取り用のリンクをメールなどでお知らせするだけでOK!
ぜひお誕生日のお祝いや、おすすめしたい本をプレゼントしてみてください。※ギフトのお受け取り期限はご購入後6ヶ月となります。お受け取りされないまま期限を過ぎた場合、お受け取りや払い戻しはできませんのでご注意ください。
※お受け取りになる方がすでに同じ本をお持ちの場合でも払い戻しはできません。
※ギフトのお受け取りにはサインアップ(無料)が必要です。
※ご自身の本棚の本を贈ることはできません。
※ポイント、クーポンの利用はできません。クーポンコード登録
Reader Storeをご利用のお客様へ
ご利用ありがとうございます!
エラー(エラーコード: )
ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。