OKR(オーケーアール) シリコンバレー式で大胆な目標を達成する方法
クリスティーナ・ウォドキー(著)
,二木夢子(訳)
,及川卓也(監修・解説)
/日経BP
作品情報
■OKRとは?
OKRは、Objectives and Key Resultsの略。目標の「O」(Objectives)と主な結果の「KR」(Key Results)を設定する最も注目されているフレームワーク。大きな目標「O」と具体的な数値目標「KR」を組合せることで、目先の数字に振り回されず、やる気が出て、生産性が断然上がります。
■前半は物語、後半はノウハウですんなりわかる!
本書の構成
<前半>シリコンバレーのスタートアップの物語
高級レストランなどに高品質の茶葉を販売するスタートアップ「ティービー」が舞台。資金調達は成功したものの、売上が伸びず、創業者同士がぶつかり、社員の不満が募る。そのときにエンジェル投資家の勧めで、ティービーに導入されたのがOKRだ。OKRの設定や運営でつまづきまくるが、やがて社内の全員が変わってくる――。
<後半>
OKRの設定から運営まですべてのノウハウを紹介。成功の法則、よくあるOKRの失敗例も紹介。
■OKR「成功の法則」
・目標「O」はひとつ、主な結果「KR」は3つくらいにする
・KRは「難しいが不可能ではないもの」にする。簡単すぎると意味がない、不可能ではやる気がなくなる
・OKRはポジティブな表現にする。チームを脅してはダメ。
・3カ月単位で運用、でも毎週の振り返りは必ず!
・月曜日に進捗をチェックしてコミットしよう
・金曜日の「ウィン・セッション」で成果を見せ合えば、ほかの人の仕事も理解できるし、来週のやる気にもつながる!
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商品情報
- シリーズ
- OKR(オーケーアール)
- 著者
- クリスティーナ・ウォドキー, 二木夢子, 及川卓也
- 出版社
- 日経BP
- 書籍発売日
- 2018.03.16
- Reader Store発売日
- 2018.03.16
- ファイルサイズ
- 6.6MB
- ページ数
- 224ページ
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この作品のレビュー
平均 3.8 (59件のレビュー)
-
Google等々シリコンバレー企業で採用されている新しいフレームワーク「OKR(Objectives and Key Results」についての解説書。
フレームワーク自体が非常にシンプルなものですが…、本著自体のボリュームも軽めで、前半はストーリー仕立てなのもあって、サクッと読了できます。
…んで、興味深いと思ったのは、OKRと同じとは言えないものの、似たような「目標を立て、定期的に振り返っていく」という流れは、伝統的日本企業で行われてますよね。
期首に目標を立てて(なんかシート的なものを作って)上司と面談して、半期くらいで振り返って達成度を採点して…っていう営み、ありますよね。。
OKRの方は経営トップから一貫したものがブレイクダウンされていく印象はありますが、日本企業の目標立案も「タテマエとしては」同じはずなんですよね。
※多くがタテマエ化=形骸化してしまっている気がするのがウィークポイントだと思いますが…。しかも、面談の営みと日々の業務が切り離されちゃってる感もあるし。
さて、そこから敷衍した問いとして、OKRというのはアメリカ的な「ジョブ型雇用」と日本的な「メンバーシップ型雇用」の間に位置しているのでは?というのが生まれます。
ジョブ型:仕事の内容はジョブディスクリプションに書いてあるので、面談なんて時間の無駄だからしない。純粋にジョブディスクリプションの内容を達成したかどうかで評価
メンバーシップ型:何やるか決まってないから、都度都度すり合わせしながら仕事をしていく。成果だけでなくプロセス(頑張り)も評価
OKR:四半期毎にOKRの設定と振り返りを実施。かつ週次でも進捗管理をしていく。シンプルな目標+定量的な数値の組み合わせ
OKRの営みの一部は、日本企業が既に日々のプロセスの中に組み込んでいるものもあるんじゃないのか…というのが、読んでいて感じたコトです。
ただし!新鮮なトップの意思が反映されたものとして組み込まれている訳ではなく、システムの中の退屈な作業と化してしまっているから十分に活用されていないのかな、というのも同時に感じました。
まぁこういう流行りモノに上手く乗っかって、その中で結果的に経営が改善されるのなら全然良いコトなのではないかなと。
OKRはシンプルなだけに強い仕組みだと思うので、そこらへんは流石アメリカのマネジメント術だな、とも感じました。
本気でやったら会社が変わりそうだけど、個人が読むだけじゃダメで、会社全体で取り組まないといけないのが本著の悩ましいところです。
まぁでも、元々一人じゃできない仕事があるから人が集まって会社ができたんだろ、と思えば、何だってできるのかもしれません。続きを読む投稿日:2022.06.05
もし、我々が取締役会で追い出されることになり、次のCEOが入ってきたら、何をすると思う?じゃ、我々がいったんドアを出てから入り直して、自分たちでそうすればいいじゃないか?
ゴールが人を鼓舞し、上を目指…す心をとらえる。ゴールを定義することで、最も価値のある活動にフォーカスする大義名分を従業員に与える続きを読む投稿日:2023.08.14
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