99%の日本人がわかっていない国債の真実 ―――国債から見えてくる日本経済「本当の実力」
高橋洋一(著者)
/あさ出版
作品情報
国債暴落、財政破綻…
「情報操作」に踊らされるな!国債から見えてくる日本経済「本当の実力」。
・国債は国の借金。
だから、少なければ少ないほうがいい。
・国債は、発行されればされるほど、
国民の負担が増える。
・国はできるだけ「節約」して、予算を減らすべき。
この中に、一つでも「そのとおりだ」と思うものがあっただろうか。
もし、あったならば、
あなたは「一国の経済」というものを、間違って理解していることになる。
私が本を書くときに、つねに意識するのは、
読者が本を通じて物事の本質を理解し、
さらには自分の頭で考えられるようになることだ。
マスコミやエセ知識人の妄言・珍言、財務省の利己的なロジックに惑わされずに、
物事を正確にとらえる目。それが実は最大の武器になるのだ。
国債暴落、財政破綻……
「情報操作」に踊らされるな!
国債から見えてくる
日本経済「本当の実力」を教えよう!
■目次
1章 まず「これ」を知らなくては始まらない
――そもそも「国債」って何だろう?
2章 世にはびこる国債のエセ知識
――その思い込みが危ない
3章 国債から見えてくる日本経済「本当の姿」
――「バカな経済論」に惑わされないために
4章 知っているようで知らない「国債」と「税」の話
――結局、何をどうすれば経済は上向くのか
5章 「国債」がわかれば、「投資」もわかる
――銀行に預けるぐらいなら国債を買え
■著者 高橋洋一
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この作品のレビュー
平均 3.5 (16件のレビュー)
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国債ってなんだろうから出発し、勉強中。国債発行賛成側の意見がよくまとまっている。
一方的に発行しないほうがいいとか、借金はよくないとか、そういう決めつけしかできないのは嫌だったから、この本を読めてよか…った。
立場的にも心情的にも、個人投資は国債がいいってのは賛成できないけど。続きを読む投稿日:2020.05.16
「日銀が民間金融機関から国債を買いお金を刷ることで,より多くのお金が世の中に出回ることになるのだ。」(p.36) のキモチは分かるのだけど,この金融緩和は,景気回復の十分条件ではないと思いました。アベ…ノミクスの最初の矢が金融緩和でしたが,国民は政府のやり口から「増税が待ち受けている」ということを刷り込まれているので(要するに政府の経済政策への懐疑),お金は出回らなかった。GDPと連動していたのは,マネタリーベースではなく政府支出だった。つまり,適切な財政政策こそ景気回復の本丸だということを意味していると思われます。
この本はそのあたりは書いていないようで,国債の正体がテーマであることや,著者がリフレ派であることから,金融政策を中心とする書き方になっているのだと思います。
例えば,図3のキャプションは「日銀が国債を買うと物価が上がる」となっています。物価が上がるまでのプロセスを,本文では「風が吹けば桶屋が儲かる式の連鎖反応によって」と表しています。現実は上手く連鎖しなかったのではないでしょうか?
「お金を借りやすくする」までの話は真実だと思いますが,その後民間が本当にどんどん融資を受けるかという実態があまり伴わず,伴ったとしても倒産が多かったわけで,金融政策は十分条件でないことが伺われます。
*****
経済成長があれば,要求官庁は経済成長に見合う経費増も要求する。経済成長は財務省のおかげではないので,「税収」増の分だけ予算増となっても,要求官庁は財務省に恩を感じない。
ところが,「増税」であれば,その増加分は財務省のおかげとなって,財務省はその分の予算配分をするとき,各省庁に恩をきせられるのだ。(p.84)
比較的手を出しやすい国債は「撒き餌」のようなものであり,最終的にはより自分たち[銀行や証券会社]の儲けの大きい金融商品を買わせたいのである。(p.88)続きを読む投稿日:2024.04.13
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