女装する女
湯山玲子(著)
/新潮新書
作品情報
「今日はバリバリ女装していくよ」男勝りな仕事着を脱ぎ捨て、女らしさ満開のドレスで“女”を装う――アタマもカラダも、女たちはすでに男がイメージする“女”ではない。エコに身を捧げる、勝負服は着物で決め打ち、目標はホノルルマラソン完走、ブログはスターダムへの近道、財布と情報をバーターする親孝行……現代女性を消費の面から10のキーワードで痛快に読み解く。リアルな女の実態を知るための必読の書。
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商品情報
- シリーズ
- 女装する女
- 著者
- 湯山玲子
- 出版社
- 新潮社
- 掲載誌・レーベル
- 新潮新書
- 書籍発売日
- 2008.12.17
- Reader Store発売日
- 2012.04.27
- ファイルサイズ
- 0.4MB
- ページ数
- 223ページ
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この作品のレビュー
平均 3.2 (39件のレビュー)
-
2019.5.13
意外と軽い読み心地 最近の女をタイプ分けしたもの データの裏付けはなし 著者が女性というものをどういう立場で捉えてるのか謎だった 女としての自分は隠して、女であるという記号を下に…見ながら語れる女みたいなポジションなのだろうか・・・負け犬という言葉がほんとうに汚くてやだ、結局女性とはどういう存在なのか?っていうような一貫した思想とかを感じられなかったから、ふわふわして読みおわってしまった続きを読む投稿日:2019.05.13
タイトルが気になったんで買っちゃったが・・・、ヒドイですね。駄文だ。
正確なデータや、深い考察に基づいた内容ではない。
あちこちに、「知り合いの誰それによると・・・」とか「・・・という記憶アリ」な…んて書かれていて、内容がいい加減であることがよくわかる。(いい加減といってわるけりゃ、客観的ではない、と言っておこうか)
言葉の間違いがあるのも気になる。
「フューチャー」(ほんとはフィーチャー。フィーチャーというのも安っぽい言葉遣いだと思うが)だとか、「アミニズム」(アニミズム)とかね。書く方も書く方だが、校正ちゃんとやってやれよ・・・。
あと、「いばること」を略して「イバリ」なんて言って得意がっているようだが、「いばり」は「尿」という意味なんだ、ふるい言葉では。ああ、教養がないっていうのは残念なことですね・・・。
内容も納得がいかぬ。
「特に当の女性ははっきり自覚した方がいいと思うのだが、多くの女性は頭の中が“女性”ではない。一日の心の動きをすべて記録する装置があったとして、女性という根拠でモノを考えている時間がいったいどれほど存在するかといえば、ほとんどゼロに近いというのが現状だろう。」
最初のほうでいきなりこんなことが書いてあったが、もうここで「ん?」だ。女性は女性として思考するものだからこそ、どうしても男には理解ができない。そのへんについて書いてあるかと思って読んでみたのに、「女性という根拠でモノを考えている時間がゼロ」なんて言われても、「自分で自分のことわかってますか?」と聞きたくなってしまうだけだ。
駄文なのを我慢して読んでいったが、終わりの文章はどうしても何を言っているかわからなかった。
今もう一度読んでみたがどうしてもわからない。・・・もしかして、「欲目」という言葉の意味を取り違えていませんか? だとしたら、ああ、本当に、教養がないということは悲しいことです。
せっかくなんで引用しておこう。
「親孝行モードの立ち上がりは、目に見えるコストがあるからこそ、親は自分たちのことを考えてくれるはず、という欲目もなきにしもあらず、なのかも。」
というか、意味がどうこうという以前に、一冊の本の最後の文(あとがきは除く)が、「なのかも」で終わっているというのは、非常に中途半端ではないか。あなた何が言いたかったの?
この本を読んだことでよかったのといえば、この人が「バーター」という言葉の意味を間違って使っているんじゃないかと思って調べたら、実は芸能界の用語で「束」の逆さ言葉なんだということがわかったこと、ぐらいだろうか。ずっと、barterのほうだと思ってたんだよねー。続きを読む投稿日:2019.01.02
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