アメリカに問う大東亜戦争の責任
長谷川煕(著)
/朝日新聞出版
作品情報
「真の戦争責任とは」を主題に据え、自分が「竹槍少年」だった大東亜戦争体験から出発し、戦争の「罪」は敗戦国日本だけでなくアメリカや連合国にもあったことを、長年の取材を通じて掘り起こした異色ルポ。10万人が火にまかれて死んだ東京大空襲、20万人が一瞬にして燃え尽きた原子爆弾投下、無抵抗の日本人捕虜に対する、米兵の残虐行為。惨禍の罪は勝者の側にも存在し、結局は「正義のための戦争」がいかに虚妄で空しいかということを訴える。
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商品情報
- シリーズ
- アメリカに問う大東亜戦争の責任
- 著者
- 長谷川煕
- 出版社
- 朝日新聞出版
- 書籍発売日
- 2007.08.30
- Reader Store発売日
- 2011.01.21
- ファイルサイズ
- 2.2MB
- ページ数
- 205ページ
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この作品のレビュー
平均 3.7 (3件のレビュー)
-
当時は現在のような世界の紛争解決のルールが定まっていなかった?
実はそんなことはないのだが、大東亜戦争で米軍による攻撃ははたして全て善だったのか。原爆はただの大量虐殺、もしくは新兵器の実験として投下さ…れたのではないか。その責任は問われないのかと、米軍の責任論について述べられている。続きを読む投稿日:2007.10.08
[ 内容 ]
12歳の竹槍少年は、いま、74歳の記者になり、考える。
「どうして、アメリカに戦争責任がないといえるのか」10万人が火にまかれて死んだ東京大空襲、20万人が一瞬にして燃え尽きた原子爆弾投…下、無抵抗の日本人捕虜に対する、米兵の残虐行為。
果たして、真の戦争責任とは、なんなのだろうか。
[ 目次 ]
第1章 竹槍の覚悟
第2章 日本人の後ろ姿
第3章 連合国を見詰める
第4章 日本の再生とは
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]続きを読む投稿日:2010.07.04
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