ボーイズラブ
淡雪の匂い
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淡雪の匂い
塔栄のりこ
「やだっ、まだヤルって言ってないべ!」「洋介のこと、好きだから、こうしたいんだ」初めて人前にさらす、15歳の幼い身体。懐いていた姉の恋人に性急に求められて、無垢な少年の真っ白な雪が溶かされてゆく――。東北弁も初々しい、一途でひたむきな恋の連載小説です。「ん…や」痺れるほど強く、舌が絡んでくる。くちの中が、どれほど熱いものなのか、けだもののような奔放な舌が教えてくれる。壬紀彦のこんな荒々しい部分を、洋介はまったく知らなかった。まるで知らない男みたいで恐かった。(本文より)
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ようやく甘い生活を送り始めたふたりだったが、最近壬紀彦の様子がおかしい。エッチもしばらくご無沙汰だ。倦怠期ってこういうもの? 「イカせて…もう、イク」先端の、丸く腫れきった窪みのなかに、シャワーのしぶきが、まるで細かいビーズのような連弾となって、尿道口めがけてあたりはじめた。背後から、洋介の体内の奥深く摩擦する壬紀彦の動きも激しくなる。(本文より)
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「あんたが誘ったの!?」壬紀彦との関係が、遂に姉にバレてしまう。親にも告げ口され、ふたりは引き裂かれてしまうが…。ぞくっとするような期待に燃えて、洋介は腰を揺らした。ふたりで動きあうと、みだらな緩急がついて快感のふるえが全身にひろがっていった。「好き…、壬紀彦、好き」熱く爛れた一点で、緊密につながりながら、互いの舌がとどく処をすべてなめあっている。(本文より)
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生まれたままの姿で抱きあい、初めて知る悦びの時間…。でも姉の男友達を盗ってしまった洋介の胸の裡は、罪悪感に蝕まれるのだった。「なんか、へん」「じゃ、感じるんだ」二本の指が、敏感な粘膜をとらえ、丹念に愛撫をはじめる。つついたり、こすったり、念の入った動きでもぐり込んだ指は、深奥までふるわせるように、さらに微妙に摩擦する。洋介は激しく悶えはじめた。(本文より)
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「やだっ、まだヤルって言ってないべ!」「洋介のこと、好きだから、こうしたいんだ」初めて人前にさらす、15歳の幼い身体。懐いていた姉の恋人に性急に求められて、無垢な少年の真っ白な雪が溶かされてゆく――。東北弁も初々しい、一途でひたむきな恋の連載小説です。「ん…や」痺れるほど強く、舌が絡んでくる。くちの中が、どれほど熱いものなのか、けだもののような奔放な舌が教えてくれる。壬紀彦のこんな荒々しい部分を、洋介はまったく知らなかった。まるで知らない男みたいで恐かった。(本文より)
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