ライトノベル
君が眠りゆく朝に
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(7)
完結
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大坂城を脱出して江戸へ戻った慶喜は、人々の非難の矢面に立つことになる。だが、勝麟太郎だけは慶喜の真意を見抜いていた・・・。朝廷に対する「和議・恭順」を唱える慶喜は、己の首級を差し出すことによって無条件降伏の証とせんとする。それを知った和宮は、なんとか慶喜を救おうと奔走するが――!? 一方、胸に病を抱えた総司は、一人じっと己の命の期限を見つめていた・・・。激動の幕末ロマン、堂々の完結!!
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ついに十五代将軍となった慶喜。だが、将軍職を継いだ後も江戸城に入ろうとしない慶喜に対して、幕府内には非難の声が上がっていた。慶喜の身を案じた和宮は、書状を送って「江戸」を抑えるように訴えるが、返事は来なかった。――慶喜には、その前に京でやらなければならないことがあったのである。新選組の沖田総司を訪ねた慶喜は、組の内部で不穏な動きがあるという情報をつかむが・・・!?
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禁門の変によって荒れる京の町に潜伏する慶喜。彼は、暗殺された孝明帝の復讐を密かに胸に誓っていた。そんな慶喜を突然訪ねてきた勝麟太郎は「人斬り以蔵」と呼ばれる一人の青年を彼に託す。刃の如き瞳を持ち、必殺の暗殺剣を振るう以蔵に護衛されることになった慶喜は・・・!? 最後の将軍徳川慶喜の辿った数奇な運命を軸に、沖田総司・坂本龍馬といった幕末の男たちの熱き戦いを描く力作!!
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