ライトノベル
女神の娘の恋歌
シリーズ内の平均評価:
(12)
完結
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<花の春祝祭>の準備をするミーナの元に、フィーンが帰還する。身体を共有する伯爵兄弟を“わける”方法を調べに行った、彼女の答えは――「不可能」!! 愕然とするミーナをよそに、それを聞いた2人の反応はむしろ冷静で・・・・・・。すると翌日、朝の礼拝にナリスフレイの姿が! 妖魔と決別し、ミーナを守る決意をしたからだ。そんな兄に気づいたレイヴェンもまた、自らの存在をかけて動き出すが!? 《光》と《闇》に分かれた兄弟の間で、ミーナが導き出す未来とは――? 涙と衝撃の結末がここに!
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“夜”が深くなる、冬を迎えたグメーラ。パラデール教の司祭・ミーナは、昼と夜で入れ替わる伯爵兄弟にも慣れ、平和に暮らしていた。ある日、再発したレイヴェンの“悪癖”をナリスフレイがミーナにぼやいていると、すらりとした旅姿の聖職者が、司祭館を訪れる。それはミーナの先輩であるフィーンだった! グメーラの司教に任じられたとミーナを抱きすくめるフィーンに、ナリスフレイとレイヴェンは不愉快さを隠せずにいて!? 闇が光を超えるとき、乙女の祈りの歌が選び取るものとは・・・・・・!
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パラデール教の司祭・ミーナは、お目付役の怪物・ギーを連れて、怪異の多さで有名なグメーラにやってくる。影で「魔王」伯と呼ばれるナリスフレイと対面するも、噂とは違う穏やかな応対に安堵するミーナ。そう、帰る訳にはいかないのだ・・・・・・あのことを教えてもらうために。しかし、家令のファランドや村人たちの態度にどこか違和感を覚えたミーナは、その夜、ナリスフレイにそっくりで不肖の弟だと名乗るレイヴェンに出会いー―!? 神々の時代をこえて、今、闇の大地に乙女の祈りの歌が響く!
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