小説
スカーレット・ウィザード
シリーズ内の平均評価:
(29)
海賊王の異名を持つ一匹狼のケリーに、エネルギーと情報の二つの分野を支配するクーア財閥の総帥ジャスミンから仕事の依頼が舞い込んだ。だが話を聞きに出向いてみると――出されたものは『婚姻届』で……? しかも承諾か拒否かの決着は宇宙での追いかけっこで決めることに?? かなり異色な恋愛小説が文庫で登場!
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ジャスミンは、ケリーに惑星ジゴバの酒場での出逢いが初めてではないことを直接告げずに逝った。ケリーは、ジャスミンに婚姻を承諾した本当の理由を聞かせる前に別れを告げられてしまった。
ジャスミンは知らない。己の命がまだ尽きていないことを。ケリーは知らなかった。彼女が『命の恩人の形見』を大切に大切にしていたことを。
互いに相手にかけるべき言葉をのみ込んだままジャスミンが長い眠りについたあと、残されたケリーは何を思い彼女を取り戻す決断をしたのだろう。シリーズ最終巻。 -
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ダニエルを誘拐し、クーア財閥を我が者にしようとする重役たち。怒りに燃える女王と海賊は愛息奪還作戦を決行! 連邦軍も主席も大女優まで巻き込んだ映画撮影(!)が始まり、演技指導に招かれた赤髪の監督(!!)は居並ぶ軍人たちを前に「撮影内容を説明する」と宣言した。
――作戦内容の間違いだろう? -
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中央進出を目論む海賊ギリアスがクーア財閥副総帥に目をつけた。お宝欲しさのあまりに絶対に侵してはいけない男の過去を、土足で踏みにじったのだ!
ケリーは琥珀の左眼を輝かせ、壮絶な笑みを浮かべた――。ダイアナがジャスミンに現空域からの退避を告げた。ここに残れば、巻き添えを食らい消滅の危険があるから、と。 -
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出産を控えたジャスミンが、ケリーに別居を申し出た。そして総帥代理を務めるようにとクーア本社の会長室に追いやってしまった。するとケリーの周囲には不自然な事故が続き、重役連中は露骨な抱きこみ工作を画策する。連邦警察に目をつけられ、さらには海賊時代の過去を知る男までが出現……。だが予想もしなかった方向から事態は急展開に――!
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行方不明の輸送船の捜索にジャスミンがクインビーで飛び出した。が、そのクインビーが暴走を! 誰もが恐怖に凍る絶望的状況にケリーはひとり不敵に笑う。
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海賊王の異名を持つ一匹狼のケリーに、エネルギーと情報の二つの分野を支配するクーア財閥の総帥ジャスミンから仕事の依頼が舞い込んだ。だが話を聞きに出向いてみると――出されたものは『婚姻届』で……? しかも承諾か拒否かの決着は宇宙での追いかけっこで決めることに?? かなり異色な恋愛小説が文庫で登場!
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