雌犬
水戸泉(著)
,桜井りょう(イラスト)
/B-PRINCE文庫
作品情報
警視庁捜査一課を離職した曾根崎裕太には、かつて家族のように暮らした子供がいた。桜嵐会の跡取りとして引き取られ、手放さざるをえなかった少年・沙村真也は、十三年後、その姿を雄々しく成長した男のものに変え、再び裕太の前に現れる。「今度こそ、自分と来て欲しい」異常な独占欲を見せる真也に戸惑いつつ、裕太もまた彼の支配から離れられずに――。複雑にもつれ合った感情の糸は、心よりも先に裕太の躰を変えていく!!
商品情報
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この作品のレビュー
平均 2.7 (3件のレビュー)
-
タイトルほどの奇抜さはなく、もう一悶着あるかと思ったんですが、割りとすんなり受け入れてしまって拍子抜けしました。
和解後の犬よりも〜のほうは形成逆転で面白かったです。投稿日:2012.02.06
このレビューはネタバレを含みます
警視庁捜査一課を辞職した曽根崎裕太は、誰もしたがらないような日雇いの仕事をしながら、命を削るようにして生きていた。
レビューの続きを読む
家族を火事で失い、仕事も失った裕太を現実に引き止めるものなど何もなくなっていたの…だった。
そんな裕太にもただ一人、身内と呼ぶのに近い人間がいた。
それは裕太が散歩中に保護したたった一人の少年だった。
明らかに虐待と思われる傷を受けていたその少年は自分のことを「まや」と名乗り、裕太によく懐いていた。
家族を失い、まやと二人残された裕太にとっては、まやはかけがえのない家族だった。
ところが、代議士の息子であることがわかったまやを、突然、引き取りたいとまやの母親の遠い身内が言ってきた。
その身内は、暴力団のトップで、まやの引き取りを言い出したのも代議士の弱味を握りたいから、ということが明らかであったに関わらず、裕太は裁判で負けたのだった。
その後、まやこと真也は二度、裕太に会いに来た。
一度目は、「裕太の自宅に火を放ったのは自分だ」と言い、消え。
二度目は、裕太に「好きだ」と言い、裕太を犯した。
そして、三度目に裕太の前に姿を現した真也は、裕太に向かってチンケな脅し文句を口にすると、裕太を強引に自宅に連れ込み、軟禁した。
再び、真也に抱かれることになった裕太だったが、自分の子どものように大切に思っていた真也の愛撫に感じてはいけない、と思うものの、かつて男に抱かれ慣れた身体では感じることを止められなかった。
という話でした。
これはもう、親父受けと言っても語弊のないジャンルなのかな?
絵を書いている人の絵が、かなり若々しく裕太を書いているので、あまりピンとこないけれど、かつて10歳だった真也がいい年の大人になって、裕太を迎えに来たのだから、裕太はかなりいい年よねー。
でもそれならそれで、もう少し親父っぽい見た目で裕太を描いた方が、親父受け好きーにはよかったんじゃないかしら? とは思います。
話の内容としては、真也を自分の子どものように思っていた裕太が、真也に独占欲と執着心を押し付けられて、ダメだダメだ思いながらも感じてしまって、最終、裕太も真也のことを大切に思っている自分を受け入れてハッピーエンドでした。
最後には、力関係が逆転しちゃって、裕太に対して真也が「よし」を待つ犬みたいになっているんですが、個人的にはその力関係が逆転してしまうところとか、そういうやりとりをもっと見たかったので、それがかなり残念でした。
全体的に、過去のいろいろにページ数を割きすぎて、今の裕太と真也の気持ちのすれ違い部分があまり描かれなかったのが、残念だったかなーと思います。続きを読む投稿日:2013.02.25
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