便利な購入方法
-
-
リーリンの右目は知っている。この先の道がどこへ続こうとしているのかを。ただ進めばいい。そうすれば――レイフォンは、かかわらずにすむ。グレンダンに帰ってきたリーリンは、レギオス、そして電子精霊のオリジナルともいえる存在と邂逅する。一方ニーナは、天剣授受者ティグリスの孫であるクラリーベルと出会い、グレンダンの奥へと誘われる。そしてレイフォンは、フェリやシャーニッドと共に、二人の奪還のためグレンダンへと侵入を果たすが――。槍殻都市グレンダン――奥の院。そこで、何が待つのか? レギオスの深淵に潜む過酷な運命に向かい、歯車が動き出す!
-
-
「地獄が始まるわよ」天剣を従えた女王は、歌うような声で宣言する――。サヴァリスを追うレイフォンの背後に、槍殻都市グレンダンが迫る! レイフォンの前に立ちふさがる、女王・アルシェイラ。一方、ツェルニではフェリが1人、レイフォンのサポートを続ける中、リーリンの身に異変が――。そして、空からは無数の汚染獣が出現し、逃げ場をなくしたツェルニ。やがて目覚める漆黒の少女と、「守護獣計画」とは・・・・・・?
-
-
レイフォン・アルセイフ。顔良し、性格良し、武芸者で小隊のエース。どこまでもハイスペックなヤツの周りには、やっぱりハイスペックな彼女たちが存在する。“ザ・パーフェクト”完璧美少女のフェリ、生徒たちの憧れである小隊を束ねる隊長のニーナ、クラスで一番可愛いメイシェン。そして最近、そこにまたとびきりの彼女が加わった。リーリン・マーフェス。弁当屋でアルバイト中のレイフォンの幼なじみ。何なんだ? ツェルニ中のとびきりの女の子たちはみんなヤツ絡みだとでも? くそっ、モテ系は滅びろ――!
-
-
甘い香りとともに、今年もまたツェルニにその日がやってきた。愛の告白の代わりにお菓子を送るバンアレン・デイ。「ばかばかしい」。その宣伝ポスターの前でフェリは呟き、無表情のままため息をつく。どうせアレは、ツェルニ中に漂うこの甘ったるい空気に気付くこともなく、いつも通りの日をぽややんと過ごしているに違いないのだ。「・・・・・・ばかばかしい」。フェリはもう一度、呟いた。同じ頃、ニーナはディックと名乗る、不思議な雰囲気を漂わせた青年と出会う。その出会いが、後にもたらす真の意味を知らぬままに――。
-
-
「わたしたちのことを忘れないで」再会したリーリンが、レイフォンに渡そうとしているもの。それは、レイフォンの育ての親であり武芸の師でもある、デルクが託した錬金鋼だった。しかし、デルクの「許し」の証ともいえるそれを、レイフォンは拒説する。思い悩むリーリンだが、レイフォンもまた、行き場のない思いを抱えていた。その頃、ツェルニにはまたもや非常事態宣言が発令されようとしていた。都市戦が行われる中、ひそかにツェルニに潜伏中のサヴァリスは、うろんな男と接触する。そして、さまざまな思惑がツェルニに集い、動き出す――。恋も物語も、かつてない劇的展開へ!
-
-
ついに『彼女』はやって来た。超鈍感王・レイフォンの幼なじみにして、『本妻』と噂される、リーリン・マーフェス。二人きりで過ごすのは本当に久しぶりで、リーリンにとっては何よりも待ち望んでいたことのはずだった。だけど、レイフォンの口から語られる様々な『彼女』たちの存在に、リーリンは内心穏やかではなくて・・・・・・? さらに、レイフォンが天剣授受者になったことから端を発する、『グレンダン女王暗殺計画』も今、語られる! レイフォンを巡る三つの『彼女』たちの物語に加え、大ボリューム書き下ろしによる衝撃の『レイフォン過去編』を収録!!
-
-
明日、レイフォンに会える・・・・・・。リーリンは、心が痛くなるほどにその時を待ち遠しく感じていた。ツェルニでは、ニーナが突然行方不明になった理由を、誰も語ることができなかった。ナルキは、ツェルニの暴走を止めたのはニーナなのではないか、とうすうす感じていた。しかし、その疑問を誰にぶつけるでもなく悶々とする。事実、ニーナは[イグナシス]に関わる不思議な戦いに巻き込まれていた。誰も想像できない、なにか大きな力が働いている。そしてツェルニが都市戦に向けての本格的な演習に突入しようとしていたそのとき、都市接近の第一報が入った――。
-
-
「ニーナは現在、行方不明だ」冷たく、つらい現実を、銀髪の生徒会長が告げる。その瞬間、レイフォンは言葉にできない複雑な思いにかられた。その間にも、夥しい数の汚染獣がツェルニに向かって、愚直なまでの一直線で向かってくる。誰かが言った。ふさわしい使い手を持たない名剣は、錆びたナイフとなんら変わらない――と。一方、意を決してグレンダンを発ったリーリンは途中で立ち寄った学園都市・マイアスで奇妙な事件に巻き込まれる。そこで彼女が出会ったのは――。
-
-
思いがけない養父の言葉。リーリンは複雑な思いにとらわれていた。本当は会いたい。心から。でも、それでレイフォンが喜ぶのだろうか・・・・・・。一方、ツェルニではナルキが第十七小隊に残る意志を示す。対抗試合の最終戦、ツェルニ最強の第一小隊との決戦を前に、ニーナは全メンバーでの合宿を計画した。合宿最後の夜、レイフォンはナルキ、料理当番として参加したメイシェンに呼び出されるが、足場が突然崩れ落ち――。レイフォン、そして第十七小隊に最大のピンチが訪れる。それぞれの運命の歯車は音を立てて回り始め・・・・・・。超快進撃シリーズの第五弾!
-
-
剄の力を加速的に飛躍させる違法酒密輸事件を捜査していたツェルニ都市警察とレイフォンは、偽造学生証を保持した集団に遭遇する。その中にいた赤毛の少年は――グレンダンが誇る最強傭兵集団<サリンバン教導傭兵団>三代目団長であるハイアがなぜここに? 彼の目的<廃貴族>とは? さらに、違法酒捜査の手はツェルニの生徒にまで及び、それがいくつもの運命のいたずらを引き起こすことになる・・・。
-
-
槍殻都市クレンダンでレイフォンの帰りを待つリーリンの前に現れた銀髪の青年。「レイフォンに関わることだよ。君に災難が降りかかろうとしている」 一方、レイフォンたち十七小隊は偵察隊を命じられ廃都市に赴くが、同道する第五小隊・ゴルネオはなぜかレイフォンに敵意を向ける。レイフォンの過去に何があったのか。それを支える存在となるのは――。
-
-
学園都市ツェルニの新入生レイフォン。彼が故郷に残してきた幼なじみからの手紙を、一人の少女が偶然開けたことで、様々な少女たちの思いが飛び交うことに――。一方、ニーナは「本当の強さ」とは何か、模索する日々で・・・・・・?
-
-
-