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小野はるか, 夏目レモン / 角川文庫 (9件のレビュー)
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総合評価:
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いこ
このレビューはネタバレを含みます
最近は息の詰まる長編だったので、各話(多少伏線は持ち越すとしても)一応決着がつくスタイルが懐かしくも嬉しかった。 ただ以前とは人物の関係性が変わっているため、初期のスタイルに戻ったことで、その変化がより際立った気がする。 例えば、桃花と延明の関係性とか。 例えば、桃花と才里の関係性など。 ちょっとしたことや会話から進展性が見えて、そこもまた嬉しかったところ。 嬉しかっただけに、最後の展開には冷や汗が。 今回も最後に爆弾が……! まさか桃花の祖父が地雷になろうとは。 「対食」について語れるくらいになった桃花と延明の仲が拗れるきっかけになりそうで今から不安で仕方がない。 ただでさえ、桃花の配置換えで別の敵が出てきたところだったのに、不安要素が増えてしまった。 事件の方は、一応単発もの。 殺人事件がまさかの。 変死体の死因はまさかの。 そして、最後のバラバラ腐乱死体事件はこれまでの伏線を回収しての展開。 検死方法も興味深いものも出てきて(とは言え、あの場にいたくはない)不謹慎かもだが、読んでいて凄くワクワクできた。 次も本当に楽しみなのだが、前述の不安要素が怖い……でも楽しみに待ちます。
投稿日:2023.11.10
きぼりねこ
相変わらず一寸先は闇の世界観。 どんな高貴な恵まれた人であっても、後宮という場所ではたちまち地獄送りになるのが恐ろしい。 桃花と延明のちょっとした美味しいものを二人で食べるシーンが好きだが、同時にきち…んと消化もできない粟や稗でさえ奪い合ったり盗んだりする人たちが同じ後宮にもいるのかと思うと、ほのぼのと見つめることが出来なくてなんだか複雑な気持ちになる。 後宮を舞台にしている以上仕方のないことだけれども、世界観がリアルになるほど闇の部分も濃くなるのがつらいところだ。続きを読む
投稿日:2023.10.22
煌
幕間な感じから不穏な新章始まり 相変わらずな二人の関係がすごく好きです そして今巻はなんと言っても才里姐さん! なんて深慮遠謀な女性だったんだろうと感動してしまいました 桃花の側にずっと居て欲しい人…です続きを読む
投稿日:2023.09.21
青竹
前回で一区切りついたので、後宮の陰謀よりも下層が舞台で延明の真面目な仕事っぷりがよく伝わってきました。 展開は同じような感じですが、1話目はともかく2、3話目はずいぶん身勝手な気がします。そして、も…っと全体的に待遇を良くすればいい人材に恵まれるのではと思ってしまいます。 最後は不穏な感じで終わりましたが、この2人なら感情的に仲違いはしないだろうし、どのように解決していくのか楽しみです。続きを読む
投稿日:2023.09.14
ken1maeda
仮想中華ものの一つ.4巻までで一区切り付いているので,新テーマの発端的要素が感じられる.主役の活躍が減った印象である.
投稿日:2023.08.07
erierierin
前巻がどきどきはらはらの内容だったので、とりあえす小休止的な展開を勝手に期待していたが、そんなわけはなかった。 最後が不穏すぎて、もう次巻が待ち遠しい。
投稿日:2023.06.06
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