【感想】養老孟司の人生論(PHP文庫)

養老孟司 / PHP文庫
(2件のレビュー)

総合評価:

平均 3.5
0
1
1
0
0

ブクログレビュー

"powered by"

  • ざどだぞ

    ざどだぞ

    2007年「運のつき」を2016年に改題復刊した文庫本

    氏のこれまでの叙述の根拠のエッセイ。
    時代を考えたり、自分にとっての時代を考えたり、考えることについて考える参考になる。

    投稿日:2023.06.28

  • 養老まにあっくす

    養老まにあっくす

    この本は、昔『運のつき』という題名で、マガジンハウスから出た本です。久しぶりにこれを読んで、養老先生の人生観はどういうものか、それがしみじみわかった気がしました。
    養老先生のことを、論文も書かないし、「学問とは何か」「解剖とは何か」「言葉とは何か」みたいな抽象的な議論をしている人、というイメージを持つ人もいると思います。しかし、先生は戦争と大学紛争を通っている。東大の助手時代に、「この非常時に暢気に研究とは何事か」と、学生が乗り込んできた。
    本書の表現を借りれば、戦争でも兵隊は飯を食わなくちゃならない。「戦争か、飯か」、先生はぎりぎり飯をとった。ノーベル賞もらうのも立派な研究かもしれない。しかし、学問は一人でやってるわけじゃない。学問をやることは飯だ。それを証明してやる。それが養老先生を作ったんですね。
    続きを読む

    投稿日:2023.02.05

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

追加された作品は本棚から読むことが出来ます

本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック

スマートフォンの場合

パソコンの場合

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。