【感想】魚服記(乙女の本棚)

太宰 治, ねこ助 / 立東舎
(9件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • 熊本  ててんご

    熊本 ててんご

    太宰治の作品を幾つも読んだが、昔の事なので、これも読んだか覚えでいない。読み終えて感じる不思議な感覚。

    投稿日:2023.08.31

  • 福郎

    福郎

    このレビューはネタバレを含みます

    悪い夢の中みたいな話だと思った。うっすらと暗くて怖い、不思議な感じがあって説明するには難しい。

    スワは望む所に行けたんだろうか。友人に会えていたらまだ望みのある話に思う。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2023.08.10

  • かな

    かな

     乙女の本棚シリーズから、太宰治さんとねこ助さんのコラボ作品「魚服記」です。ねこ助さんの繊細でどこかさみしさを感じさせるイラストが印象的な作品です。

     炭焼きの父とその娘のスワ…父が炭焼きの仕事をしているときは、スワは茶屋の店番をしていた…。また、父がふもとの町に下りるときには、ひとり炭焼き小屋で過ごすのだった…。スワは15歳、少女から女性に成長する時期…「おめえ、なにしに生きてるば」「くたばった方あ、いいんだに」なんとも切ない会話…。季節は秋から冬に向かう頃、いつものようにひとり父を待ちながら過ごすスワ…外を見ると初雪、酒臭い父から逃れるかのように小屋を出ていき…。

     スワは父に、自分のことをもっとわかってほしかったんじゃないかな…それとも父から解放されたかったのか…。でも私的には、父に愛してほしかったんじゃないかと感じました。なんとも切ない最期は、しんみりと心に広がって静寂な余韻を残してくれました…。
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    投稿日:2023.07.23

  • シンタロー

    シンタロー

    地図にのっていないような山のふもとの寒村で、炭焼きの娘 スワは父親と二人で暮らしていた。

    少し不思議な物語だった。
    野性的に生きていたスワがある時から理知的になり、そして……。

    暗い。

    投稿日:2023.07.14

  • いーた

    いーた

    こういうのも書いてるんだな。一度で理解した気にはなれない話だなと思った。たったひとりの友だち、という言葉が印象に残った

    投稿日:2023.05.19

  • 司書KODOMOブックリスト(注:「司書になるため勉強中」のアカウントです)

    司書KODOMOブックリスト(注:「司書になるため勉強中」のアカウントです)

    「おめえ、なにしに生きでるば」
    地図にも載っていないような山のふもとの村で、炭焼きの娘・スワは、父親と2人で暮らしていた。
    太宰治の『魚服記』が、書籍の装画、ゲーム、CDジャケットなどで美麗な人や獣を描き、本シリーズでは中島敦『山月記』と新美南吉『赤とんぼ』を担当する大人気イラストレーター・ねこ助によって、鮮やかに描かれる。
    名作文学と現代の美麗なイラストが融合した、珠玉のコラボレーション・シリーズ。」
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    投稿日:2023.04.24

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