【感想】タカラモノ

和田裕美 / 双葉文庫
(86件のレビュー)

総合評価:

平均 4.3
40
26
14
1
0

ブクログレビュー

"powered by"

  • BB

    BB

    非常に心温まる作品。
    終章の父親との掛け合いの部分は感動。親も人間。思いや行動は伝わる。嫌いだから苦手なのではない。自分の苦手、嫌いな対応は相手に伝わっちゃう。
    両親に対して、子供に対してどう接するかも考えさせられる。続きを読む

    投稿日:2024.03.27

  • タケノリ

    タケノリ

    世間一般の母親像とは無縁の生き方をした母。

    思うように生きた経験、それをヨシとした感性から紡がれる言葉は、娘の「わたし」を時に助け、戒め、励ます。

    それら母の言葉は、きっと読み手の私たちの琴線に触れてくれる…はず。

    少なくとも私には響きました。
    続きを読む

    投稿日:2024.03.03

  • チェロ

    チェロ

    離婚して子供を1人で育てる「シングルのママ」ではなく離婚していない夫婦の中でのこのストーリーが描かれているってところが個人的にはリアルで生々しくて良かった。
    一見普通の親子の中にある憎しみの感情とか、それでいて認められたい好かれたいともがしてしまう感情が描かれていて共感する部分も。

    子供というものは無条件に母親に愛されたいともがいてしまう生き物だよねと痛感した。
    そういう恐ろしい影響力を持っていることを親になっても忘れないようにしたいなー
    続きを読む

    投稿日:2024.03.02

  • まりね

    まりね

    このレビューはネタバレを含みます

    個人的に、、、、最高でした。

    後半は涙が止まりません。

    初めて小説にこんなに泣きました。

    母の言葉はいつも私を救ってくれる、自分の母、父を大切にしたいと思いました。

    大変なこともあったけれど、素敵な家族です。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2024.02.26

  • ナマケモノ

    ナマケモノ

    装丁の可愛さと帯に惹かれて読みました。常識破りなお母さんの話ですが、お母さんは娘の存在そのものや行動をまるごと肯定していくその姿に心動かされました。短所を長所にする話は子供達に伝えたいと思いました。芳しくない物事に対することも自分の決断が、間違ってるという事をを認めるのがこわいから無理に納得しようとする話はほんとその通りだと共感でした。恋愛も、ためになる話が沢山あり自分の意地っ張りな部分がいかに可愛げがないかを思い知らされた気分でした。
    結果を求めず今を楽しむ。ドキドキさせてくれた時間に感謝。これができるのは恋愛繰り返して自信がでてくるとできるのかな?
    そう思うとお母さんの破天荒な恋愛で培った自信はちゃんとほのみに還元されたなとかんじました。
    最後お母さん亡くなったのは残念だけど、お父さんとのわだかまりが解けてきつつあるのは、ほのみにとってだいぶ救いに、なるのではないかなと思いました。
    続きを読む

    投稿日:2024.02.16

  • ひろ

    ひろ

    母親はこうあるべきっていうカチカチに凝り固まった世のお母さん像を爽快にぶち破ってくれる作品。
    この母親がね、無茶苦茶なの。でもね、愛はあってね。
    人の目なんか気にしない母。常識がないと思われようが、周囲に自分の娘が可哀想だと思われようが関係ない。
    それで苦労してきた面があるにも関わらず、娘が母を大好きなのは、無茶苦茶な母だけどとても魅力的で、何より自分を愛してくれていると知っているからなんだろうな。
    母の胸を打つ名言がいっぱいあった。
    私も自分の気持ちに正直に生きていきたいな。
    続きを読む

    投稿日:2024.01.18

Loading...

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

追加された作品は本棚から読むことが出来ます

本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック

スマートフォンの場合

パソコンの場合

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。