【感想】異世界料理道1

EDA, こちも / HJノベルス
(13件のレビュー)

総合評価:

平均 4.2
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2
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  • 見習い料理人のチートなし異世界生活


    主人公の津留見明日太(つるみあすた)17歳の高校2年生が、異世界の食材で試行錯誤。
    都合の良い神様も特殊能力もなく、手持ちの知識と技術で頑張ります。
    森辺の民は例えるなら狩猟部族の原始的集落。歯の悪くなった部族のお婆さんの為にハンバーグを披露したり伝授したり。
    ただ、調理経験のある人は読んでいると食品衛生的に色々と気になります。
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    投稿日:2015.09.07

  • 食事とは何なのかを考えさせられる

    日本の定食屋の倅で見習いの高校生が火事場に親父さんの大切な包丁を守るために飛び込んだところ、間に合わずに何故か異世界で目覚めてしまった話。
    着いた先は集落の外れで食べるものはイノシシのお化けみたいな動物の肉とわずかばかりの野菜と言う状態。
    助けてくれた同じくらいの年齢の娘と一緒に森のしきたりを守りながら、食とは生きるためであり味は関係ないという状況に立ち向かう料理人見習いと言う筋ですね。
    イノシシのような生物の肉、ジャガイモの見た目だけど性質は似つかないもの、玉ねぎのようなものの3種を相手に四苦八苦しているのが面白かったですねw
    そして食材も試食に使えるような数は少なくて苦労していて、それが形になっていくのが良かったですw
    使える食材も登場人物も少なく、今後どういった展開をしていくのか楽しみなシリーズですw
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    投稿日:2017.03.25

  • 異世界で料理をする物語です(^-^)/

    投稿サイト小説家になろうにて連載中の作品です。
    内容は書籍説明にある通り、料理人見習いの主人公が助けられた少女の家で、不味い現地の料理をどうにか旨くしようと工夫していくストーリーです。
    チート能力というものは特になく、精々言葉が普通に通じる程度です。
    狩った獣の下処理を行い、見たことのない植物の調理方法を試行錯誤していく描写は読んでいて面白かったです。
    料理だけではなく、助けてくれた少女の集落での境遇にまつわる問題に主人公が今後どのように関わっていくのか楽しみです。
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    投稿日:2015.02.22

  • まだ男の料理的な物しか出てきてないが、展開は面白い

    まだ粗削りなところは多いが、面白かった。
    料理漫画のようにほいほい料理するわけではなく、異世界の知らない食材を試行錯誤してなんとか調理する話です。
    ダンジョン飯みたいにモンスターを調理する訳でも無いです(一部有り?)
    次巻以降の展開が全く予想できないので、期待して待ってます。
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    投稿日:2015.03.28

  • 料理で取り持つ縁

    主人公は異世界に飛ばされるも料理人としての意地と誇りで不味い料理を美味くしていきます。

    料理を作り食べさせることで村の人間関係を上手く取り持っていく内容です。

    1巻では下拵え(動物の解体や未知の野菜の調理法等)に力を入れている感じです。
    料理としては身近な料理を取り上げています(ハンバーグ等)。

    次の巻以降、主人公がどのような料理で村の人間関係を取り持っていくのか楽しみな本です。
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    投稿日:2015.05.07

  • タイトル通りの内容

    現代大衆食堂の長男を異世界に飛ばして、味気ない食生活をしている狩人種族に食による豊かさを浸透させてゆくという、異色作。どこまで変化を描き切れるか、楽しみに読んでいます。オンライン版にはない短編を挿入されているので「小説家になろう」の読者の方もこちらを楽しめます。続きを読む

    投稿日:2015.09.20

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ブクログレビュー

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  • goya626

    goya626

    異世界転生もの。相変わらずこういうのが好きなんだよねえ。別に、現実に深い不満があるわけだはないのだが、こういうファンタジーが最も物語らしいわな。料理屋の息子が、巨大イノシシ(ギバ)を狩って生きている異世界に放り込まれるが、アマゾネス美少女が拾ってくれる。そこでだされたギバの料理が超まずいので、何とかしようとするお話。巨大イノシシの解体を詳細に描写しているが、いやはや大変そうだね。美味いハンバーグを作り、そこから物語は広がっていくのだ。続きを読む

    投稿日:2022.08.17

  • minako2009

    minako2009

    父親の大事にしている三徳包丁を取り戻すために火事の中に飛び込んだアスタ。
    死にかけた瞬間に異世界に移動?しておりそこで助けられた女主人と食べられなくなった老人を助ける料理見習いの話です。

    異世界転生ものにはあまり興味はなかったのですが料理ということで読んでみました。
    多分、なろうサイトからの小説だからなのか少々文体に困惑したのものの結構楽しめました。
    今回はハンバーグと肉と野菜スープなのかな?食べたくなりました♪

    食事に重きを置かない世界でアスタはどのような生き方を見つけて家族を失い傷ついている者同士のアイ=ファともどうなっていくのか楽しみ。
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    投稿日:2017.07.31

  • kaito630

    kaito630

    料理人見習いのアスタが、火事に巻き込まれ、父の大事にしている包丁とともに異世界へ飛ばされる。


    この作品は文字で景色(視覚)や硬さや柔らかさ(触覚)だけでなく、料理には欠かせない香り(嗅覚)、そして味(味覚)をうまく表現している。
    出てくる食材も、うまく現実の食べ物と比較されたりもするので、それがどのように調理されていくのか想像がしやすい。
    とにかく先が気になる。読みやすく、丁寧といった印象を受ける文章で、読書をあまりしない私でもすらすらと読み進めてしまった。
    ただ、似た名前の人物が多く出るので名前を覚えるのが大変だが、きちんと性格に色があるので、慣れれば想像もしやすい。
    続きを読む

    投稿日:2016.08.28

  • のづっち

    のづっち

    1巻は本、残りはwebで拝読(したけど終わってなかった…)
    カレーとコロッケとチーズインハンバーグとホットドック食べたいw^q^

    投稿日:2016.06.13

  • 永遠ニ馨ル

    永遠ニ馨ル

    「異世界+料理」のファンタジーがブームなのだろうか。

    (本当のお目当てはこちらとは違う「異世界+料理」作品だったのだけれど)ふらり立ち寄った書店にて出合ったのはこちらだった。『居酒屋のぶ』も書棚に並んでいて迷ったのだけれど、世界の広がりはこちらのほうが大きそうだったので。

    父親が経営する大衆食堂を小学生のころから手伝っていた明日太。
    ケガをしてしまった父親のために、父親が命の次に大事にしている包丁を取り戻さんと火の海へ飛び込んだ明日太。
    火だるまになったはずの彼が無傷で意識を回復したのは、異世界のジャングルの中だった。

    異世界に飛び込んじゃったものの、神さまの差配で言葉の不自由はなく、若さゆえの素直さで現状を受け入れる明日太だけれど、そこは「食事は命をつなぐためのもので、味などどうでもいい」世界だった。

    なかなか面白くて一日で読み終えてしまいました。3巻まで刊行されているのもうなずけます。
    さぁ、続きを買わなくちゃ。
    続きを読む

    投稿日:2015.07.13

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