【感想】本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第五部「女神の化身I」

香月美夜, 椎名優 / TOブックス
(20件のレビュー)

総合評価:

平均 4.3
8
7
3
0
0
  • いよいよ最終章、自ら歩み始めるとき

    前巻で唯一かつ最高のメンターであるフェルディナンドと引き離されるとともに、不安定化する領地を率いる一員として頑張らなくてはならないローゼマイン。次々と巻き起こる事態に玉突きのように弾かれるスピード感がたまらないが、その多くが重石を失ったことに起因するのが辛くもある。Web版から追加された設定や場面がまた魅力的な一冊でした。続きを読む

    投稿日:2020.03.10

  • 早く続きを

    いよいよ最終章です。その名も女神の化身。女神はローゼマインの事だと思うのですが、いったい何に化けるんでしょうか。Web版を読んでいないのでホントに楽しみです。さて、物語は第三王子ヒルデブランドと中央騎士団長の会話から始まります。その内容が、新たな紛争の種のようで、不安です。そして、フェルディナントがいなく後の粛清。でも粛清の様子は描かれていません。残酷シーンは、この物語に似あわないので描かれてなくて良かったと思います。粛清により、自分の行く末の決断を迫られる子供達が描かれています。最初は粛清を気にして緊張していたローゼマイン。ヒルシュールに「ローゼマイン様らしく」と言われたりもします。が、やっぱりローゼマインらくし、やらかしてくれます。早く続きが読みたいです。続きを読む

    投稿日:2020.03.16

ブクログレビュー

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  • min

    min

    フェルディナンドとのお別れ直後から始まって、よくここまで持ち直したな―と思う巻。少なくともお手紙や伝言をしてくれるくらいにはこちらを気にかけてくれてる、とわかるだけでもだいぶ違いますよね。
    ヴィルフリートも言ってましたけど、学年が上がるごとに影響力(巻き込み力?)に磨きがかかっていってるのがすごいです笑続きを読む

    投稿日:2024.03.05

  • kitano

    kitano

    このレビューはネタバレを含みます

    最終である第五部、貴族院の3年生になりました、例年と異なり帰国せずに冬の交流で残る事になって優雅に過ごすハズ・・・が、フェルディナンドより学力が下がれば与えてもらった図書館を返せと言われ、領内の反抗貴族の粛清問題を抱えながら猛勉強開始
    例年通りの優秀なエーレンフェストの学生は領主候補の考えに振り回されるw
    研究発表も3つ行う流れとなり、何故か王族を交えてなぜかディッター勝負に各領も参加させられてローゼマイン伝説(人は災厄と呼ぶ)が膨張・加速する

    レビューの続きを読む

    投稿日:2024.01.31

  • haruco

    haruco

    貴族院3年生開始〜。相変わらず優秀なエーレンフェスト勢に他の人たちが驚き疲れしてて面白い。
    研究も始まって、ローゼマイン伝説が加速していく。奉納舞やフュシュピールで聖女感もましましでおもしろい。加護の受けた数も伝説級やけど、驕らず黙々と邁進するローゼマインが好感。オレツエーになかなかならせてくれなくて、そこがいいと思う。
    ヒルデブラント王子や他領の人にも嫁候補として目をつけられてて、エルヴィーラの作品第二弾で王子とうまくいく話を周囲がどう解釈されるか非常に興味深いです。
    続きを読む

    投稿日:2024.01.23

  • finger0217

    finger0217

    ディートリンデといい、フレウレルムといい、アーレンスバッハの貴族たちの言動の一つひとつが嫌らしく感じられます。
    彼らなりの「正義」があるのかもしれませんが、読者にとってはまごうことない「敵」ですから、ローゼマインやフェルディナンドが彼らの毒牙から逃れることができるよう祈るしかありません。

    貴族院の3年生となったローゼマインは、後継者であったフェルディナンドのもとを離れても優秀であることを見せつけなければならず、いよいよ「聖女伝説」も加速することになりますし、エーレンフェスト領内では粛清もはじまり、連座を逃れるための名捧げも始まります。

    ローゼマインの「常識」(つまり、この世界の「非常識」)が浸透することにもなりますし、ローゼマインの「価値」に気づいた大領地たちが彼女の確保を考えるようになります。シリーズ最終章がどのように展開するのか、いよいよ目が離せません。
    続きを読む

    投稿日:2023.12.12

  • 爽佑

    爽佑

    このレビューはネタバレを含みます

    まず、僕が思うこの本の中で、ローゼマインのすごさが1番出ていると思う所は、118ページの祝福が流れ続けているのに、消費魔力が全く感じられないという他の人から見たらそんなことはあり得ない奇跡みたいなシーンです。やっぱり、ローゼマインは魔力が多いなぁと思いました。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2023.09.18

  • ひるあんどん

    ひるあんどん

    フェルディナンドがアーレンスバッハに行ってしまったため、彼の出番は誰かの話題かお手紙のみ・・・寂しい。随所でフェルディナンドの立場が良くなるようにと気にして勉強をがんばったりディートリンデの髪飾りはフェルディナンドの見立てじゃないよ、とアピールするローゼマインがかわいい。前巻でもそうだけど他領とローゼマインの神殿に対する認識が違いすぎてまたトラブルになりそうな予感。続きを読む

    投稿日:2023.09.17

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