【感想】本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第三部「領主の養女V」

香月美夜, 椎名優 / TOブックス
(28件のレビュー)

総合評価:

平均 4.3
11
9
4
0
0
  • 第3部完結(^^)d

    飽きさせないストーリー展開と魅力的なキャラクターたちが活躍する作品ですね。
    今回も多岐にわたって色々と盛り上がっていますが、本作りよりも貴族関係のストーリーに重点が置かれた展開を見せています。
    度色々とやらかしてしまうヒロインですが、今回は陰謀に巻き込まれていく感じですね。
    それでいてストーリーが暗くなることもなく、終止テンポよく話が進んでいきました。色々な事件があって随分と密度の濃い内容でした。
    次回から新展開とのことですが、今度は何をやらかすのか今から楽しみですね。

    続きを読む

    投稿日:2017.09.12

  • 悪意との戦いみたいなのが大きく入ってくる展開

    本好きの下剋上3章5巻です。
    内容に関しては前巻のエピローグで出てきたゲオルギーネ派の悪意との戦いみたいなのが前面にでていた一冊かなと思います。そのため、ユレーヴェ作りの時のような魔獣との戦いというよりは2章の終わりの方のような敵によりピンチに追い込まれるような感じが強く、不安感があおられる展開が多かったように思いました。そのような中でローゼマインがどうにか解決しようとしているところは見ていて気持ちがよかったです。
    同時にいつも通りのローゼマインも健在です。今回はついに妹が出てくるということもあり、妹愛を爆発させてます。このようないつも通りのローゼマインの暴走しているようなところもあり、よかったです。
    また、ダームエルとブリギッテに関してもこの巻でついに決まっていきます。こちらについては「小説家になろう」にものっていないダームエル視点での話もあり、大変楽しめました。もう1つの結婚話に関しても新たな小説家になろうにはのっていない新たな短編がのっており、オススメです。
    続きを読む

    投稿日:2017.09.11

ブクログレビュー

"powered by"

  • jube

    jube

    面白かった。そして、物語としては、いい感じでそのまま治療へ。
    ヴィルフリートのバカ行動が引き起こしていく問題とその決着のつけかた。
    それと、ヴィルフリートの妹シャルロッテの洗礼式で起きるキッドナップ事件。
    毒で死にかけているローゼマインを助けて、そのまま治療液につけられ、
    ここから2年の眠りにつく。その間の側仕えやら周りの人々の生活やらも語られる。
    まあ、アホ息子も大きくなってから処刑するしかなくなるより、
    年少の間に学んでくれるほうが、始末しやすそうではある。
    いい感じの落としどころで読んでいて違和感がすくなくて良い。
    脳筋おじいさまが私的には好き。ユクトクスと並んで2人推せる。
    続きを読む

    投稿日:2024.03.20

  • min

    min

    このレビューはネタバレを含みます

    怒涛の襲撃だったけど、助けに向かった人たちお見事です。
    この辺を読むと、フェルディナンドと良い関係を築けてるんだなーと緊迫した場面なのに考えてしまいます。じゃなければ他人に無関心な人が必死になって助けようとはしないだろうし。
    ひとまず関係者は全員命に危険がなくて何よりです。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2024.01.17

  • haruco

    haruco

    おぉ!急転直下!そして、前巻からの伏線もきっちり回収!お見事〜!おじいさまの性格も、こんな人柄だったのか、、、と好感しかない。
    領主一家の子供たちが、想像に反していい子たちだし、お互いが刺激しあって成長してる。
    孤児院の中もヴィルマの苦手克服が個人的にはググッときた。守られてるだけも良かったけど、成長するのってパワーいるけど克服した姿に感動する。
    ダームエルの結婚の行く末もそうきたかー、でした。お互い最後に話し合うことができて、本当によかった。ブリギッテのその後も気になるし、アンゲリカとおじいさまの特訓状況も気になる。
    続きを読む

    投稿日:2024.01.11

  • kitano

    kitano

    このレビューはネタバレを含みます

    エピローグが本編並みのボリューム
    この巻で色々な部分が解決したのですがローゼマイン
    がシャルロッテを救うために自分の体を投げうった為
    敵につかまり毒を飲まされた・・・合掌
    妹であるシャルロッテは兄より真面目で野心家ですが
    ローゼマインに出会いその気高さ(?)に憧れを持つ
    ヴィルフリートも罪を犯したあと廃嫡だけではなく牢
    獄への収監も検討されたが、ローゼマインの大岡裁き
    のおかげで妹とともにローゼマイン仮死状態の二年間
    彼女の業務を代行する事にしたが、むしろ超人的な活
    動を身をもって知り打ちひしがれる
    本編があって、今後は貴族社会・国同士の陰謀が飛び
    交う物語となる・・・その前に貴族院

    レビューの続きを読む

    投稿日:2024.01.04

  • さら

    さら

    このレビューはネタバレを含みます

    ヴィルフリートは本当に素直なのだと思います。だから騙されやすいし信じやすい。でもちゃんと自分の非を認めて謝罪出来るってフェルディナンドの言う通り、得難い美点だと思います。
    妹シャルロッテに良いところを見せようと頑張るローゼマインが微笑ましい。ローゼマインの案でとりあえず緩い処分になったヴィルフリート。頑張れ!

    ダームウェルとブリギッテは上手くいきませんでした。イルクナーについてきて欲しかったブリギッテとローゼマインの護衛騎士を辞める訳にはいかないダームウェル。うーん…。難しい二人でしたね。でも傷が浅いうちで良かったのかも。

    襲撃されて毒を飲まされたローゼマインはそのまま二年眠ることになりました。周囲も大変です。
    そして出産を控えた灰色巫女のためにヴィルマを一喝するベンノ。ローゼマインの側仕えも成長せざるを得ません。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2023.12.21

  • finger0217

    finger0217

    前巻で漠然とした「敵対勢力」の存在が示唆されましたが、ついにローゼマインにその手が迫ります。
    相変わらず敵の黒幕は正体をつかめず、ローゼマインは昏睡状態に陥るなど、大きな転換点を迎えたように思います。

    素材集めを終えた霊薬でローゼマインの虚弱体質が改善するのか、眠っていた間に家族(領主一族や側仕えたち)がどのように変化しているのか、そしてローゼマインはその変化にどのように対応するのか。
    これまでにいくつもの危機を乗り越えてきた彼女の活躍がこの後も楽しみです。
    続きを読む

    投稿日:2023.11.30

Loading...

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

追加された作品は本棚から読むことが出来ます

本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック

スマートフォンの場合

パソコンの場合

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。