【感想】本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第三部「領主の養女V」

香月美夜, 椎名優 / TOブックス
(23件のレビュー)

総合評価:

平均 4.3
9
7
3
0
0
  • 第3部完結(^^)d

    飽きさせないストーリー展開と魅力的なキャラクターたちが活躍する作品ですね。
    今回も多岐にわたって色々と盛り上がっていますが、本作りよりも貴族関係のストーリーに重点が置かれた展開を見せています。
    度色々とやらかしてしまうヒロインですが、今回は陰謀に巻き込まれていく感じですね。
    それでいてストーリーが暗くなることもなく、終止テンポよく話が進んでいきました。色々な事件があって随分と密度の濃い内容でした。
    次回から新展開とのことですが、今度は何をやらかすのか今から楽しみですね。

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    投稿日:2017.09.12

  • 悪意との戦いみたいなのが大きく入ってくる展開

    本好きの下剋上3章5巻です。
    内容に関しては前巻のエピローグで出てきたゲオルギーネ派の悪意との戦いみたいなのが前面にでていた一冊かなと思います。そのため、ユレーヴェ作りの時のような魔獣との戦いというよりは2章の終わりの方のような敵によりピンチに追い込まれるような感じが強く、不安感があおられる展開が多かったように思いました。そのような中でローゼマインがどうにか解決しようとしているところは見ていて気持ちがよかったです。
    同時にいつも通りのローゼマインも健在です。今回はついに妹が出てくるということもあり、妹愛を爆発させてます。このようないつも通りのローゼマインの暴走しているようなところもあり、よかったです。
    また、ダームエルとブリギッテに関してもこの巻でついに決まっていきます。こちらについては「小説家になろう」にものっていないダームエル視点での話もあり、大変楽しめました。もう1つの結婚話に関しても新たな小説家になろうにはのっていない新たな短編がのっており、オススメです。
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    投稿日:2017.09.11

ブクログレビュー

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  • 喫煙者

    喫煙者

    このレビューはネタバレを含みます

    妹、シャルロッテのために頑張るローゼマイン。
    シャルロッテの洗礼式は無事に終わったが、その後襲撃される。
    攫われたシャルロッテを助けに行ったローゼマインは毒を飲まされユレーヴェに浸され長い眠りにつく。

    ローゼマインが眠っている間の2年間はさまざまなことがあった。
    ダームエルとブリギッテが結ばれるかと思ったが、魔力差のことしか考えてなかったため想いあいながらも2人は決別する。
    神殿では灰色巫女であるリリーが妊娠したため、ヴィルマたちが出産に向けて準備する。
    専属料理人のエラとフーゴは結婚まで話が進んだが、ローゼマインが眠っているため勝手に結婚することができず、ローゼマインが目覚めるのを待つことになる。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2023.09.12

  • ひるあんどん

    ひるあんどん

    リュエルにリベンジ成功、魔力圧縮講義、シャルロッテの登場。魔力圧縮の件で尋問されて「お菓子の件?」と思うローゼマインのボケっぷり(笑)ヴィルフリートは領主後継者なのに隙だらけで考えも足りないしどうすんのレベル。でもまだ10歳にも満たないんだからローゼマインが特異なのか。ヴィルマに怒ったベンノさん。これから先のことを考えたらそりゃそうよね。2年間眠りについたローゼマイン。ダームエルとブリギッテは残念。続きを読む

    投稿日:2023.07.24

  • ますたぁ

    ますたぁ

    3部の終わり

    通して読むと、ヴィルフルートの過ちのバックボーンが理解しやすい
    貴族としてはやはり迂闊だよなぁ
    オズヴァルト達のの教育の問題なのか
    まぁ、それまではそれまでなので、学習面はそこそこだとしても社交や貴族の知識については教育がされてないのでしょうねぇ

    ただ、ヴィルフリートがヴェローニカを慕うのも仕方がないのもよくわかる
    ずっと甘やかされて大事に育てられてきたのに、病気で会えなくなったというのに、実はローゼマインとフェルディナンドに陥れられていると聞かされたら、そりゃぁねぇ……

    一番の問題はオズヴァルトを信用しすぎている領主夫妻かもね



    シャルロッテに激甘なローゼマイン
    貴族の常識としては養子だし、同腹の兄弟ではないのでそこまで親しくすべき関係ではないんですけどね
    現代人の感覚故か、それとも本当の家族と離れている事の穴埋めなのか、姉妹という関係をトゥーリに当てはめて憧れているのか
    ま、全部ひっくるめてなんでしょうねぇ


    ユルゲンシュミットの貴族の常識を知っているシャルロッテだからこそ、ローゼマインの行為を気に病む
    自らを助けようとしたために毒に倒れ、長い眠りにつくことになった姉への想い
    幼い頃からヴィルフリートに対抗する存在として育てられた経緯があり、そんなヴィルフリートが褒めそやす存在のローゼマイン
    まぁ、親近感も湧きますよねー

    その想いの危うさについてジルヴェスターの指摘しているなぁ



    ヒルシュール視点のSS
    ノルベルトが叔父なんだよなぁ
    となると血筋も領主一族に近いわけで、魔力もそこそこあるのでしょうね

    後の行動があれですけど、一応教師らしい仕事もめんどくさがりながらこなしてはいるんですよね
    そして本当に学生の事を考えているんだよなぁ
    ま、研究狂いなのは変わらないんですけどね
    続きを読む

    投稿日:2023.07.16

  • 青格子

    青格子

     多分6回目の再読。今回気になったのは、P278「このくらいローゼマイン様の無茶振りに比べたら何でもないです」というダームエルのセリフ。
     無茶振りというと、孤児院の庭でトロンベを刈った時の事か、いや、アンゲリカの成績あげ隊の方が大変だったか。そういや、古い聖典の意味を尋ねられ分からなくて自信を喪失したこともあったっけ。無茶振りやね。続きを読む

    投稿日:2023.02.23

  • だも

    だも

    マインと出会うまで、フェルディナンドには素で話せる相手がいなかったんじゃないかな。
    マインを大切に思うようになってることに本人が気がついてなさそうなところが良い。

    投稿日:2023.01.11

  • Tohru

    Tohru

    ドタバタな巻。ヴィルフリートは予想を裏切らない立ち回りをしてくれました。当の本人からしたらたまったものではないだろうけどね。彼の良いところは素直なところ。その長所を伸ばして、今後の活躍をニヤニヤしながら期待したい!シャルロッテは健気で可愛らしい。変に染まらずそのまま大きくなってねと心のそこからそう思える。ボニファティウスは見ていると「さくら友蔵」を彷彿させてくれるのでほっこりする。アンゲリカとシュティンルークも良いコンビだと思う。次巻は頭を切り替えて、整理しながら物語を追わないとですね。続きを読む

    投稿日:2022.10.02

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