【感想】嘘ツキの恋

火崎勇 / アクアノベルズ
(2件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • あけみ

    あけみ

    この作者の作品は、あまり読んだことがありません。
    たぶん2〜3作目かな?

    同級生同士のカップル。
    高校時代に知り合いになって、好きになって、同じ大学に進学。
    その在学中に攻めさまの家族の会社が倒産。
    「アメリカへ留学する」と言って、大学を中退してしまい音信不通となる攻めさま。

    この攻めさまというのが、『嘘ツキ』なんですね〜。
    その場を盛り上げたり、他人の興味をひくための小さな嘘。
    でも、そんな嘘を受けちゃんは気がついてたんですね。
    高校時代からの付き合いがあるから。

    アメリカへ行くという直前に、受けちゃんは告白します。
    自分の番号だけを登録した携帯電話を渡して。

    教えられた住所へ手紙を出すんですが、戻ってきてしまうんですね。
    やっぱり嘘をつかれたんだ…と受けちゃんは思います。

    卒業後、出版社で働きだしたある日、大学の同窓会のお知らせが。
    攻めさまの情報が聞けることを期待して参加するんですが
    なんと!攻めさまが現れます。

    1次会終了後、2人だけでホテルへ。
    そこで攻めさまの話を聞くんですが、『嘘ツキ』攻めさまの話は信用が出来ません。
    売れっ子作家になってると言うんですが、自分だって編集者の端くれ。
    そんな話は聞いたことがない、やっぱり嘘なのではないか…と。
    おまけに、「昔からずっと好きだった」と言われても、信じることが出来ない。

    当たり前ですよね〜、たくさんの嘘を目の前で見てきたんですから。
    信じて裏切られるのは、誰だっていやですから。

    でも、攻めさまの話は本当で。攻めさまからの告白も本当で。
    やっと話を信じられるようになったんです。
    4年間の空白を埋めるために、2人は甘〜い毎日を過ごすんでしょう。

    しかし、この攻めさま。どうしてこんなに嘘をつくかな〜?
    こんな嘘つきなヤツに、どうして受けちゃんは惚れちゃったのかな〜?
    他にも、もっと誠実な人間はたくさんいるだろうに…。
    それがわからないなぁ…。

    嘘をつくというのは、決して誉められたことではありません。
    だから、嘘をつく攻めさまは私はどうも…なんですね。

    まぁ、『嘘も方便』嘘をつかないとダメなときもあると思いますが。
    それが2つめのお話でした。

    こっちの話では、私は攻めさま支持です。
    嘘をつくというよりも、本当のことは隠しておくって事かな?
    その方が幸せで、人も傷つかないってこともあるでしょうから。

    「好きだ〜、嫌いだ〜」ってだけを言ってるお話よりも
    現実にもこんな話はあるよね〜っていうところは好きですね。
    人間くさい話って言うのかな?

    でも、子育て中は『嘘をつかない!』と子供に言うのは、基本ですけど。( ̄m ̄*)
    続きを読む

    投稿日:2005.10.02

  • hokuro。

    hokuro。

    梶沢貴晶(26)×園田史仁(26)。大学の同級会で再会した二人。4年ぶりに思いを通じ合わせるが、「ウソ」に振り回され・・・。恋するってたいへんねぇ〜と、もう恋することもない私はご同情申し上げます(笑)。梶沢の“ナイスモミアゲ”に心躍ります・・・アホ。続きを読む

    投稿日:2005.06.11

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