- 最新巻
逆説の日本史25 明治風雲編 日英同盟と黄禍論の謎
井沢元彦(著)
/小学館文庫
作品情報
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日本国民は大英帝国との同盟に狂喜乱舞した。
歴史ノンフィクションの金字塔『逆説の日本史』。第25巻では、まず西洋近代化の流れのなかで進んだ文学、国語、唱歌に関する「文化大改革」について幅広く考察する。初代文部大臣・森有礼が推し進めた「日本語を廃止し、英語を国語化する」という驚くべきアイデアはなぜ生まれ、そして闇に葬られたのか? また、明治政府が「唱歌」に込めた、隠された意図とは何だったのか?
続いて、明治になって急速に進んだ演劇と芸術の変革についての分析。とくに、川上音二郎が実践者となった「演劇改良運動」、そして彼の妻「マダム貞奴」に代表される女優の復活について焦点を当てながら論考を進めてゆく。
さらに、誇り高き大英帝国が「栄光ある孤立」を捨てて極東の小国・日本と同盟を結んだ「真意」とその影響について検討。この時期ヨーロッパを席巻した「黄禍論」についての解説を加えながら、明治政府が「日露開戦やむなし」に傾いていったプロセスを解き明かす。
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商品情報
- シリーズ
- 逆説の日本史
- 著者
- 井沢元彦
- 出版社
- 小学館
- 掲載誌・レーベル
- 小学館文庫
- 書籍発売日
- 2022.12.06
- Reader Store発売日
- 2022.12.06
- ファイルサイズ
- 4.3MB
- シリーズ情報
- 既刊25巻
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この作品のレビュー
平均 4.0 (2件のレビュー)
-
毎回、楽しみにしているのだが、文庫化されるのが遅いので、単行本を買ってしまう誘惑に勝つのが大変だ。保存するには文庫でないと…
投稿日:2023.03.23
内容は日英同盟後の日露戦争あたりの内容。ただし前半は明治維新以降の文化(言葉や演劇、歌など)の歴史が詳しく書かれており興味深くもあり、かなり長いとも思った。後半はやはりロシアと日本の関係を思い出すに…は十分な内容。現在の日本は平和を推進する国として抗戦的な考えは一切受け入れられないが19世紀初頭は全く違った。欧米はアジア人を下に見ていたし、植民地にし放題だった。またアジアで力を合わせて対抗しようにも当時の中国、朝鮮は朱子学に毒され近代化できず全く頼りにならない。そんな中ロシアはルール度外視で露骨に侵略を続け日本に迫った。これに対して外堀として満州を内堀として朝鮮を手に入れた日本は侵略というより自衛戦争と言える。当時の日本人もそれが正しいと考えた。とはいえその後の日中戦争や太平洋戦争への拡大は日本人特有の怨霊信仰、それまでに死んでいった英霊たちへの供養という強迫観念に縛られた要因もあるだろう。ともかく現在ウクライナに侵攻したロシアは日露戦争時代からそういう抗戦的な国であったし、平和を叫ぶ欧米諸国は帝国主義時代には人間とは思えない所業を各地で繰り返していた。そういう事実を知らない若者や死んでいった先人を思い憲法9条を過度に誇示する戦争経験者たちは今一度現実を直視すべきでは無いだろうか。やはり日本人は怨霊、言霊信仰などの影響で旧日本軍時代と変わらず論理的思考が停止していると思う。続きを読む
投稿日:2023.06.30
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