他者の靴を履く アナーキック・エンパシーのすすめ
ブレイディみかこ(著)
/文春e-book
作品情報
他者を学ぶこと、考えること、想うこと。
すべてはきみの自由のため。
ブレイディさんの熱い直球を受けとめろ!
――福岡伸一
差異を超克するすべを人類は持ち得たのか、
読み手の知性が試される一冊。
――中野信子
他者はあまりに遠い。“共感”だけではたどり着けない。
ジャンプするために、全力で「考える」知的興奮の書!
――東畑開人
「文學界」連載時から反響続々!
『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』に次ぐ「大人の続編」本。
「わたしがわたし自身を生きる」ために――
エンパシー(=意見の異なる相手を理解する知的能力)
×アナキズムが融合した新しい思想的地平がここに。
・「敵vs友」の構図から自由に外れた“エンパシーの達人”金子文子
・「エンパシー・エコノミー」とコロナ禍が炙り出した「ケア階級」
・「鉄の女」サッチャーの“しばきボリティクス”を支えたものとは?
・「わたし」の帰属性を解放するアナーキーな「言葉の力」
・「赤ん坊からエンパシーを教わる」ユニークな教育プログラム・・・etc.
“負債道徳”、ジェンダーロール、自助の精神・・・・・・現代社会の様々な思い込みを解き放つ!〈多様性の時代〉のカオスを生き抜くための本。
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商品情報
- 著者
- ブレイディみかこ
- 出版社
- 文藝春秋
- 掲載誌・レーベル
- 文春e-book
- 書籍発売日
- 2021.06.25
- Reader Store発売日
- 2021.06.25
- ファイルサイズ
- 0.9MB
- ページ数
- 304ページ
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この作品のレビュー
平均 3.8 (111件のレビュー)
-
ブレイディみかこさんの『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』の中で一番印象に残っていた言葉がこの「エンパシー」というもの。これ、私と同じような人が沢山いたらしい。
英国公立校の7〜9年生で導…入されるシチズンシップ・エデュケーション。試験問題に「エンパシーとは何か」というのがあって、息子さんの回答が
「他人の靴を履いてみる」
だった。
エンパシーってまさにこれ。
立場が違えば見えるものもまったく違う。
戦争やテロリズムや人種差別やLGBT問題。例えればキリがない。
結婚すれば強制的に改姓させられる制度だって、改姓させる側は改姓する側の苦しみに気づかない。立場が違うから。自分がその立場になるとは考えもしないから。
大小なり誰もが自分の中に差別意識は持っている。
エンパシーをもって見れば、自ずとそれに気づくはず。
シンパシーじゃない。エンパシーだ。
この違いもきっとこの本に書いてある。
“エンパシー”
“他人の靴を履いてみる”
今の日本人にこそ必要な感覚だと思う。続きを読む投稿日:2021.07.19
著者の名著「ぼくはホイエローで、ホワイトで、ちょっとブルー」の副読本として紹介されているからと気軽な気持ちで読んでみると、痛い目に合う。他の著者の本を引用しながら、エンパシーについて多角的に述べている…。なかなか難解な本で、理解し難い内容もあった。続きを読む
投稿日:2024.03.02
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