人はどう死ぬのか
久坂部羊(著)
/講談社現代新書
作品情報
誰にも訪れる「死」。しかし、実際にどのようにして死んでいくのかを知っている人は少ない。人がどのような末期を知らないと、虐待に等しい終末期医療に苦しみ、悲惨な死を迎えることになりかねない。肉親が迎えたとき、そして自ら死を覚悟したとき、どのような死に方を選べばいいのか。在宅診療医として数々の死を看取った、作家の久坂部羊氏が、人がどのような死を迎えるのかをリアルに描き、安らかな死を迎えるために、私たちが知っておくべきことを解説する。その日に備えて、読んでおきたい「死の教科書」
はじめに
第一章 死の実際を見る、心にゆとりを持って
第二章 さまざまな死のパターン
第三章 海外の「死」見聞録
第四章 死の恐怖とは何か
第五章 死に目に会うことの意味
第六章 不愉快な事実は伝えないメディア
第七章 がんに関する世間の誤解
第八章 安楽死と尊厳死の是々非々
第九章 上手な最期を迎えるには
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商品情報
- シリーズ
- 人はどう死ぬのか
- 著者
- 久坂部羊
- ジャンル
- サイエンス・テクノロジー - 生物・バイオテクノロジー
- 出版社
- 講談社
- 掲載誌・レーベル
- 講談社現代新書
- 書籍発売日
- 2022.03.16
- Reader Store発売日
- 2022.03.16
- ファイルサイズ
- 2.4MB
- ページ数
- 224ページ
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この作品のレビュー
平均 4.2 (39件のレビュー)
-
死後にご遺体を整えるエンゼルケアで便を出すために肛門に指を突っ込んだり腹部をつよく押すとあり衝撃を受けた。100歳まで生きたいと漠然と思ってたが、医療で無理に生かされた状態なら、死を受け入れた方が幸せ…だなーと思った。続きを読む
投稿日:2024.04.01
このレビューはネタバレを含みます
植物状態は、大脳は死んでいるが脳幹は生きているので自発呼吸ができる=水と栄養があれば生きられる。
レビューの続きを読む
脳死は、脳幹が死んでいるが人工呼吸で心臓が動いている状態=臓器移植が可能になる。
脳死概念が確立したた…め、臓器移植が可能になった。心臓移植では心臓は生きているが患者は死んでいる、という状態が必要だった。
そのままなら死ぬが、病院にいって治療すれば助かるとき、病院にいかないという選択ができるか。
悲惨な延命治療か、賢明な治療か。
がんがいいのは、治療しなければ生活の質を保てるから。
死の直前は酸素マスクも点滴も効果は無く、当人の負担になるだけ。
90~100まで生きたら、苦しいだけの生活が待っている可能性が高い。
死んだら無表情になる。寝顔をみるのはケンカの抑止力になる。
苦しみたくないと思っている人ほど苦しむのが人の死。
メディアは不都合なことは知らせない。
100歳まで生きることはいいことではない。長生きを望んで、健康管理していると思いがけない苦しみを抱えることになる可能性がある。
健康管理していると内臓は元気で、コロリといけない=死ぬまで不自由と付き合う時間が長くなる。
病院には近づかない。
心筋梗塞か脳血栓、くも膜下出血などは苦しい。発作と同時に気を失わない。
老衰死は、死ぬまでがたいへん。不自由と惨めさに耐えなければならない。見たり聞いたり食べたり飲んだりの楽しみができなくなる。
がんで死ぬのが一番いい。無理に治ろうとしないこと。
どのように死ぬのか、は考えないようにする。
何かをしようとするから、できないことが発生する。ありのままを受け入れること。
がんが大きくなってから転移する、ということはない。がんもどき理論。血行性転移は生検でも起こるのでは無いか。
オランダの安楽死は、現場で行われていてそれを追認する形で法制化された。全死亡者の4%いる。25人に一人が安楽死を選択している。
安楽死法は、安楽死防止法にもなりうる。
病院に行かない、という選択もある。続きを読む投稿日:2024.02.28
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